総務省トップ > 組織案内 > 外局等 > 公害等調整委員会 > 相模原市における化学物質飛散に伴う大気汚染・悪臭による健康被害原因裁定申請事件(令和元年(ゲ)第3号事件)

相模原市における化学物質飛散に伴う大気汚染・悪臭による健康被害原因裁定申請事件(令和元年(ゲ)第3号事件)

事件の概要

 令和元年10月24日、神奈川県相模原市の住民3人から、建築工事会社を相手方(被申請人)として原因裁定を求める申請がありました。
 申請の内容は以下のとおりです。申請人らに生じた不整脈、頭痛、吐き気、めまい等の化学物質過敏症及び同過敏症に基づく中枢性眼球運動障害(滑動性眼球運動異常)、重心動揺異常(ロンベルグ陽性)は、被申請人が、申請人ら宅の改装工事の際に化学物質(キシレン)を発生、放散させたことによるものである、との原因裁定を求めたものです。
 

事件の処理経過

 公害等調整委員会は、本申請受付後、直ちに裁定委員会を設け、手続を進めましたが、令和2年8月19日、本件申請は、主張する現象が公害に該当しないから不適法な原因裁定の申請で、その欠陥を補正することができないとして、申請を却下する決定をし、本事件は終結しました。

決定書

 決定書のPDFはこちらからご覧いただけます。PDF[PDF 207KB]
 文中の固有名詞などには、「A」「a」等の記号に置き換えているものがあります。

ページトップへ戻る