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航空無線ってなぁに?
− 「親子で学ぶ航空無線教室」を開催 −

平成25年11月25日up

  11月9日(土曜日)、北海道総合通信局は、札幌丘珠空港及び周辺施設において、空の安心・安全を支える航空無線に関して理解を深めていただくため、「親子で学ぶ航空無線教室」を開催し、小学生とその保護者21組42名が参加しました。

  はじめに、当局職員が北海道総合通信局の仕事を紹介した後、空の安全のために航空無線がなぜ必要なのか、それにはどのような無線設備が使用されているか、分かりやすく説明しました。

航空無線説明画像

「航空無線」について説明

  次に、国土交通省札幌航空交通管制部において、航空管制官と航空管制技術官から「航空管制システム」の概要について説明がありました。航空管制は航空機の安全な航行のため常に空の交通整理を行っています。その高度な管制を可能としている、航空機の現在位置を表示させるための重要な施設である「航空路レーダー情報処理システム」を見学しました。その後、航空管制室の見学ホールに移動し、実際に管制を行っている様子を目の当たりにした参加者からは、管制官が無線を通じて航空機に的確に指示を出す姿に感心する声が揚がっていました。

管制室を見学する様子の画像

見学者ホールから「航空管制室」を見学

  続いての株式会社北海道エアシステムの格納庫では、本物の航空機を前にして、整備士から実装している無線設備の説明や、飛行機はなぜ飛ぶことができるのかなどの説明を受けました。その後、参加者は機内に乗り込み、実際の操縦席を見学し、操縦のための沢山のスイッチやメーター類があることに驚いていました。

  また、北海道航空株式会社の格納庫では、テレビ局が取材に使用するヘリコプターが公開され、テレビ放送中継機材等の説明を受けました。

  最後に、丘珠空港周辺に設置されている無線航法設備の説明を受けた後、屋上送迎デッキから離陸を待つ航空機や空港内の空港レーダーを観察しました。

  参加者からは、「実際の設備が見学できて勉強になった」、「今後もこのようなイベントがあったら参加したい」などの感想があり、「航空無線」の役割について理解を深めていただくことができました。当局では今後とも「生活の中で役立っている電波」について、機会を設け紹介していく予定です。

航空機を前に説明を聞く画像

整備士の説明に熱心に耳を傾けます。

ヘリコプターに試乗する画像

ヘリコプター操縦席に試乗。皆さん興味津々です。

協力

  • 国土交通省 札幌航空交通管制部
  • 株式会社北海道エアシステム
  • 北海道航空株式会社
  • 札幌丘珠空港ビル株式会社

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