5月23日(金曜日)、北海道総合通信局は局内会議室において「e-ネットキャラバン講師認定講習会」を開催しました。
インターネット、携帯電話等は私たちの日常生活に欠かせない大変便利なコミュニケーション手段となりましたが、インターネットがもたらす利便性は多い反面、ケータイ依存、ネットいじめ、ネット詐欺などのトラブルも多発しています。
近年、子供たちが容易にインターネット等に触れる環境も整ってきていることから、「e-ネットキャラバン」は保護者、教職員や子供(児童・生徒)たちを対象に啓発を行い、インターネット等についてのリテラシー向上や安心・安全面の知識向上により、安全にインターネット等を利用することができるよう総務省他関係機関で合同で取り組んでいます。
本キャラバンの講師は、情報通信関係企業等の職員がボランティアで「e-ネットキャラバン事務局」に講師登録を行い、認定講習会を受講したうえで、「e-ネット安心講座」受講希望の学校等へ派遣されます。
今回、講習会に参加された方々は、仕事のうえでプレゼンテーション等、人前で話す機会があるものの、大勢の子供たちの前で話したことの経験がない方々がほとんどで、皆さん、どのように話せば、うまく伝わるか不安な様子でした。
講習会では、担当講師から「どのような話法が子供の集中力や興味を引くのか」「保護者や学校はどのような情報を欲しているのか」など、講師の経験や実例を紹介したり、模擬講座の実習やインターネットを取り巻く最近の問題などについて学習しました。
質疑応答では、講習の参加者から講座の進め方などについて質問があり、「e-ネット安心講座」の本番に向けて、熱心に取り組んでいました。
一般財団法人マルチメディア振興センター
専任講師 宇津木氏
一般財団法人マルチメディア振興センター
プロジェクト企画部担当課長 野村氏
模擬講座