平成27年6月22日up
北海道総合通信局は、5月23日(土曜日)、函館市の函館空港において、空の安心・安全を支える航空無線に関して理解を深めていただくため、「親子で学ぶ航空無線教室」を開催し、小学4年生から6年生とその保護者15組30名が参加しました。
はじめに、空港会議室で北海道総合通信局の職員が、空の安全のために航空無線がなぜ必要なのか、どのような無線設備が使用されているのか、航空無線を妨害する不法無線局をどのように監視し取り締まっているのか説明をしました。
また国土交通省東京航空局函館空港事務所では、担当者から航空交通管制システムの概要について説明がありました。航空機が多くの無線設備に支えられて運航されていることに、皆さん驚いていました。
続いて、空港を離発着する航空機の交通整理を行う管制塔において、管制官とパイロットが無線交信を行いながら航空機を着陸させる様子を、レーダールームでは遠く離れた航空機の現在位置が表示されたモニターを、機器室では、航空機を無線で誘導、監視する様子をそれぞれ見学し、航空機の安全運行のために多くの人と無線設備が関わっていることを実感していただきました。
当局では今後も「生活の中で役立っている電波」について、機会を設け紹介していきます。
【協力】
函館空港事務所担当官による説明
普段間近では見ることのない航空機
のエンジンやタイヤ、貨物室を見学
空港に配備された消火救難車両による
放水のデモンストレーション