総務省は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT 「ICTメンタープラットフォーム」)との共催により、最先端のICTを活用し、革新的なサービスの提供・ビジネス展開を目指す起業家の創出を目的に、ICTビジネスプランコンテスト「起業家万博」を開催しています。
北海道総合通信局では、その予選大会(北海道起業家万博)を、10月11日(水曜日)、札幌市内のライブハウス「KRAPS HALL」で開催しました。
今年度は、経済産業省北海道経済産業局とNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)主催の「No Maps NEDO Dream Pitch」との合同開催で、北海道にゆかりのある起業家やベンチャー企業などから技術シーズの事業化を目指すビジネスプランを募集してきました。
コンテスト当日は、最終審査を通過した10チームから、農業や観光、医療など様々な分野で、最近話題のAIやIoTといった最新技術を活用するプランが発表され、NEDOの古川(ふるかわ)理事長、BIJIN&Co.株式会社 田中(たなか)代表取締役社長やクリンプトン・フューチャーメディア株式会社 伊藤(いとう)代表取締役ら、7名の審査員による審査を経て、優秀なプランが表彰されました。
その中から、情報通信分野の優秀なビジネスプランに贈られる「北海道起業家万博賞」には、「アクアコスモス株式会社」が発表した「映像がそのまんま地図になる高精度3次元地図データベース化事業」が選ばれました。
プラン名
「映像がそのまんま地図になる 高精度3次元地図データベース化事業」
内容
撮影した映像がそのまま地図になる技術を利用し、道路、地中配管といった都市のインフラメンテナンスや自動運転等に活用可能な高精度3次元地図を提供する事業
アクアコスモス株式会社 代表取締役;岩根 弥生氏<右> と審査員の北海道起業家万博メンター田中 慎也 氏<中央>(BIJIN&Co.株式会社代表取締役社長)
アクアコスモス株式会社 代表取締役 岩根 弥生氏<右> と藤本 昌彦 北海道総合通信局長<左>
今回、受賞のアクアコスモス株式会社のプランは、引き続き、NICTメンター※のメンタリングを受け、ビジネスプランのブラッシュアップを行い、平成30年3月8日(木曜日)に開催される「起業家万博 全国大会」への出場を目指します。
No Maps NEDO Dream Pitch” with 北海道起業家万博」全体の模様、表彰結果等については、NEDOホームページ(http://nedo-tcp.jp/nomaps/)をご覧ください(準備が整い次第更新いたします)。