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「起業家甲子園 北海道大会2017最優秀賞」決定!
− 精神障害がある人向け就労支援アプリ「Tech Job(テック・ジョブ)」が全国大会挑戦権を獲得 −

平成29年12月28日up

  総務省では、IoT時代における革新的な技術サービスを有するベンチャーの創出に向けて、情報通信分野での起業を志す学生や有望な若手起業家等の支援に取り組んでいます。

  その一環として、ICTベンチャーの担い手となり得る人材の発掘を目的に、関係機関との共催により、ビジネスプランコンテスト「起業家甲子園」を開催しています。
  その全国大会の予選として11月16日(木曜日)、「起業家甲子園 北海道大会2017」を札幌市内のライヴハウス「KRAPS HALL」で、開催しました。
  道内外から5校8チーム(個人を含む)がエントリーし、ICTを活用して様々な社会課題を解決するビジネスプランが発表されました。

  審査の結果、精神障害がある人が自らの得意分野をPRし企業とマッチングできる「就労支援アプリ」を考案した長滝谷 晋司(ながたきだに しんじ)さん(N高等学校(東京)15才)が最優秀賞を獲得しました。
  なお、アプリは近くリリース予定です。
  長滝谷さんは、これからNICTメンター(※)のメンタリングを受けて、シリコンバレーブートキャンプに参加する等、自らのビジネスプランをさらにブラッシュアップし、「起業家甲子園 全国大会」出場を目指します。

  「北海道総合通信局長賞」には、吉田学園情報ビジネス専門学校のチーム「CSS」の「レギウォーカー」(自治体が作成する観光地や特産品を組み合わせた旅行プランの情報を得られるというアイデア)が受賞しました。
  その他、北海道モバイルコンテンツ・ビジネス協議会賞には、北海道情報専門学校チームが考案した「おふらん−全自動お湯張りシステム」が、北海道テレコム懇談会長賞には、札幌市立大チームが考案した地下にいながらにして地上の様子がわかるAR技術を用いたアイデアが選ばれました。

  プレゼンテーション終了後、参加した学生に向けて「ベンチャーに関するセミナー」として株式会社 INDETAIL(インディテール)代表取締役の坪井 大輔(つぼい だいすけ)さんから「就職か、起業か − モチベーションから導かれる将来の選択 −」と題して講演をしていただきました。アイデアを考えるだけではなく、チャレンジして行動に移すことの重要性について語られ、参加者は真剣に耳を傾けていました。

  なお、起業家甲子園全国大会は来年3月7日(水曜日)に東京で開催されます。

※「メンター」とは 自分自身の仕事やキャリアの手本となり、助言・指導をしてくれる人材で、メンターの助言・指導等が「メンタリング」です。 NICTの「ICTメンタープラットフォーム」は、ICT業界等で活躍する方々で組織されており、プロフェッショナルな視点で起業家やベンチャー企業をサポートし、ICT分野の事業化を促進します。

関連報道資料

  「起業家甲子園 北海道大会2017」を開催(平成29年6月30日)
  https://www.soumu.go.jp/soutsu/hokkaido/2017/0630r.html別ウィンドウで開きます

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