総務省北海道総合通信局は、一般社団法人テレコムサービス協会北海道支部との共催により、サイバーセキュリティ月間(2月1日から3月18日)関連行事として「サイバーセキュリティフォーラム北海道2018」を3月13日(火曜日)、札幌市内で開催しました。企業、自治体、一般の方など、約140名の参加がありました。
フォーラムでは、3名の講師の方々から政府が進めるサイバーセキュリティ対策と総務省の取組み、サイバーセキュリティのコア技術として重要性が増している暗号技術の最新動向、北海道内外で実際に発生しているサイバー犯罪の実例や対策などの解説、紹介を行っていただきました。
総務省 情報流通行政局
サイバーセキュリティ課
推進係長 矢萩 達朗(やはぎ たつろう)
政府が進めるサイバーセキュリティ対策と総務省の取組みを紹介し、インターネット及びIoT機器を利用する側のサイバーセキュリティ対策などについて説明していただきました。
<総務省 矢萩(やはぎ)係長>
国立研究開発法人
情報通信研究機構(NICT)
サイバーセキュリティ研究所
セキュリティ基盤研究室
研究室長 盛合 志帆(もりあい しほ)氏
暗号技術は、我が国の「サイバーセキュリティ戦略」においてサイバーセキュリティのコア技術と位置づけられているだけでなく、パーソナルデータの利活用を推進するためのプライバシー保護を実現する技術としてますます重要度が高まってきており、その最新動向について紹介いただきました。
NICT <盛合(もりあい)室長>
北海道警察 サイバーセキュリティ対策本部
企画班長 清川 敏幸(きよかわ としゆき)氏
振り込め詐欺等、実際に発生しているサイバー犯罪の具体例を上げ、その現状について説明いただき、さらに警察に寄せられているサイバー犯罪の相談内容等の現状とその対策についても話していただきました。
<北海道警察 清川(きよかわ)班長>