5月24日(金曜日)、一般財団法人マルチメディア振興センター(FMMC)と共催で、e-ネットキャラバン講師認定講習会を開催しました。
e-ネットキャラバンの取り組みは、平成18年より行われており、本講習会を受講すると講師として登録され活動していただくことができます。今回、新たに34名の方が登録され、北海道内の登録者は424名となりました。
登録されている講師は、情報通信関係企業・団体等の職員のCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)活動として、無償でご協力いただいており、離島でも、都市部から離れた遠隔地でも、依頼があれば講師としてご登壇いただいています。
講習会では、FMMCプロジェクト企画部の辻田(つじた)担当課長から「e-ネットキャラバンの概要」の説明があり、石橋(いしばし)専任講師からは、新たに講師となる受講者へ、小学生や中学生、高校生に対しては、どのような話し方が良いか、どのような話題が関心を引くかなど具体的な事例の紹介等、すぐに講師として役立つ実践的な内容の説明があり、受講者は熱心に耳を傾けていました。
左:FMMC プロジェクト企画部 辻田担当課長、右:FMMC 石橋専任講師
近年、インターネット、携帯電話・スマートフォンは私たちの日常生活やビジネスに欠かせないとても便利なコミュニケーションツールとなり、ネットゲームや動画共有サイト(YouTubeなど)の閲覧など、大人だけでなく青少年たちの利用機会が増加しています。その一方で中学生、高校生を中心に「自画撮り被害」など、青少年たちがインターネット関連のトラブルに巻き込まれる事例も多発し、啓発活動への関心も高まっていることから、今年度は道内各地で、すでに108件の講座が実施(令和元年6月7日現在、実施予定含む)されているところです。