総務省トップ > 組織案内 > 地方支分部局 > 北海道総合通信局 > トピックス記事 > 「海難防止講習会」に参加 − 無線を使った海の事故防止を啓発 −

「海難防止講習会」に参加
− 無線を使った海の事故防止を啓発 −

令和元年8月22日up
 令和元年8月20日(火曜日)、北海道総合通信局は、(公社)北海道海難防止・水難救済センター主催の「海難防止講習会」において、PLB (Personal Locator Beacon)を中心に海難時に有効な海上通信システムの説明を行いました。

  同センターによるライフジャケットの重要性の説明及び実演後、当方からは、PLBはGPSを利用して遭難地点を正確に人工衛星に向けて発信して人命救助につながる無線設備であり、ライフジャケットへの装着方法や、使用にあたっては無線局の免許が必要であることを説明しました。
 特に単独漁における海中転落時には携帯電話では遭難位置の特定もできないため、PLBは大変有効なシステムであることを説明したところ、参加者からは購入の費用や免許申請手続きなどの質問があり関心の高さが伺われました。
 

左:説明する西澤航空海上課長、中:PLB装着例、右:ジャケット実演

(左:説明する西澤航空海上課長、中:PLB装着例、右:ジャケット実演)


PLBの製品例 ※ PLB(Personal Locator Beacon:携帯用位置表示無線標識)は、個人が海上において、船舶等から転落・漂流などした際、人工衛星を通じて、海上保安庁に遭難したことを通報する装置です。

●日時及び実施場所
 日 時:令和元年8月20日(火曜日)11時40分から
 場 所:ひだか漁業協同組合本所前(新ひだか町静内春立141番地)
 参加者:50名程度

ページトップへ戻る