北海道総合通信局は10月30日(金曜日)、札幌第1合同庁舎2階講堂で一般財団法人マルチメディア振興センター(以下、「FMMC」)との共催により、「e-ネットキャラバン講師認定講習会」を開催しました。
今回の講習会は、コロナ禍における開催のため、検温、手指消毒のほか「北海道コロナ通知システム」の登録を促すなど、十分な感染予防対策を行い実施しました。
講習会は、はじめにFMMCのプロジェクト企画部 辻田(つじた)担当部長から「e-ネットキャラバンの概要」について説明がありました。続いてFMMC 石橋(いしばし)専任講師から、「ネットトラブルに係わる7つの説明項目」について、実践的な内容で丁寧に講義が行われ、「子どもたちがどのような問いかけだと興味を引くか」やトラブルの実例など、自らの経験談を交えながら具体的なお話しがありました。
辻田 英仁 担当部長
石橋 恵理 専任講師
認定講習会の様子
現在、インターネット、スマートフォン等は私たちの日常生活に欠かせない大変便利なコミュニケーションの手段である一方で、使い方を間違えて「ネット依存」や「ネット詐欺」の被害に遭ってしまうことや中学生、高校生を中心に、SNSによる「誘い出し・なりすまし」などのインターネット関連のトラブルに巻き込まれる事例も増加傾向にあります。
当局では、青少年がインターネットを安心・安全に利用できるよう、保護者や教職員、小学生、中学生、高校生を対象に「e-ネット安心講座」の開催を拡大しています。今年度はコロナウイルス感染防止のため多数の講座が中止になりましたが、114件(令和2年11月5日現在)の講座を北海道内で実施(実施予定含む)しています。
今後とも、青少年の安心・安全なインターネット利用の環境整備について、取組みを進めていきます。
※ e-ネットキャラバン