北海道総合通信局は、令和3年3月19日(金曜日)、東北総合通信局及び国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)との共催による「ICTの活用による防災・減災の推進に関するセミナー」をオンラインで開催しました。
東日本大震災では、情報通信システムは、大きな被害を受け充分に機能しなかったことから、産学官の連携により、基盤的研究開発と災害に強い情報通信基盤を構築するため設立されたNICT耐災害ICTセンターの研究開発成果や、被災自治体において、ICTを活用した復旧・復興を支援している企業の取り組みを紹介することにより、防災分野におけるICT利活用を推進することを目的に開催したものです。
道内の自治体や防災関係機関等、全国から約170名が参加され、住民への情報提供や災害情報を迅速に収集する研究開発成果の社会実装に関する多数の質問があり、盛況のうちに終了しました。
挨拶:国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
耐災害ICT研究センター長・東北大学名誉教授
鈴木 陽一(すずき よういち)氏
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講師:株式会社ウェザーニューズ
(AI防災協議会会員)
防災チャットボットプロジェクト
上谷 珠視(かみや たまみ)氏
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講師:日本電気株式会社
(耐災害ICT研究協議会構成員)
第一都市インフラソリューション事業部
シニアエキスパート
平井 清宗(ひらい きよむね)氏
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講師:北海道総合通信局
総括調整官兼防災対策推進室長
宗政 幹彦(むねまさ みきひこ)
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講師:サイボウズ株式会社
社長室フェロー
野水 克也(のみず かつや)氏
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北海道総合通信局は、災害時において北海道や関係機関等と連携し地域の情報通信を確保するとともに、ICTを活用した住民への情報伝達手段の多重化・多様化に向けた取組を支援します。