令和5年度第2回 北海道の医療機関における電波利用推進協議会を開催
北海道総合通信局は、令和6年3月26日(火)、「令和5年度第2回 北海道の医療機関における電波利用推進協議会」を北海道総合通信局においてWeb会議システムを併用して開催しました。

初めに小笠原 克彦座長(北海道大学大学院保健科学研究院 教授)からご挨拶と全国代表者会議の報告をいただき、その後、事務局から構成員に対して実施したヒアリング結果などの活動報告を行いました。
ヒアリングではサイバー攻撃への関心が高かったことから、情報通信研究機構(NICT)が実施するCYDER(実践的サイバー防御演習)について周知を行いました。
令和6年度は、令和5年度のヒアリング内容を反映した講演会や※ハンズオン支援を実施します。
※ハンズオン支援
医療機関の電波環境を改善するために、総務省が専門家を派遣して病院内の電波強度等の調査を行って 改善案を提示したり、講演会の講師を派遣する支援です。
協議会の後、構成員から要望が多かった「医療DX」に関して、次の2つの講演会を実施しました。
・「医療分野に活用可能な取組について」
講師:北海道総合通信局地域DX推進グループ
総合通信調整官 M元 宏子
内容:総務省における地域DX普及促進の取組 み。
・「Wi-Fiを活用した体験型VR教育共有システムの可能性」
講師:株式会社キシブル
代表取締役 岸 敬介 様
内容:VRを利用した医療関係教育システムの 紹介。
協議会では、今後も医療分野で安心に電波を利用することが可能な環境を実現するために活動するとともに、医療関係者に必要な情報通信分野の情報提供を積極的に行っていきます。
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