新年あけましておめでとうございます。日頃より、北海道総合通信局の施策推進にあたりまして、多大なご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、昨年7月に着任して以降、道内各地を巡って、産学官様々な方々とお会いしてきました。私たちはデジタル技術・サービスの普及促進を目標としていますが、道内において、光ファイバや5G移動体通信といった通信ネットワークは、近年整備が進み、これからは、それらを大いに活用していく段階にあります。そのために、北海道の地域課題を捉え、それらを解決するだけでなく、新たな価値を創造するため、デジタル技術を活かして変革を起こすDXを進めていますが、そこに至るために、まずは、人と人とのつながりというアナログ的なものが重要であると感じています。
そこで、本年は、地域社会DXの推進などの重点施策を進めるにあたっては、より一層地域社会との対話と連携を深めて、その効果の拡大を図るとともに、依然として残っている携帯電話の不感地域へのデジタルインフラの整備についても、地域のニーズを踏まえて、着実に取り組んでいきます。
昨年は、インターネット上の偽誤情報による影響がニュースで大きく取り上げられましたが、このような陰の部分への対応として、皆様にデジタル技術を安心安全に利用していただくための情報リテラシー対策などについても、引き続き取り組んでいきます。
また、防災・減災については、本年も防災訓練に引き続き積極的に参加し、関係機関との連携を深め、非常時に向けた備えをしっかりとしていきます。
本年も、北海道の豊かな未来に寄与するため、職員一丸となって業務に取り組んでまいりますので、皆様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
北海道総合通信局 局長 田 義久(たかだ よしひさ)