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災害対策用移動通信機器の貸出し

 地震、洪水、豪雪等の災害発生時において、地方公共団体や災害復旧関係者からの要請により、全国にある配備拠点から速やかに無線機器を貸出しする体制を整備しています。

災害対策用移動通信機器の貸出しに係るイメージ図

災害対策用移動通信機器の貸与基準等

貸与の基準   災害発生時及び災害が発生するおそれがある場合、災害応急対策の実施に必要な通信手段の確保を図る地方公共団体及び災害復旧関係者等から貸出要請があった際に、通信機器を貸与します。
貸付の期間  原則として、貸付から1年以内。
借受の手順  通信機器の貸付は、申請者と北陸総合通信局の間において、借受申請書※の授受により行います。
なお、緊急の場合には、臨機の措置として、電話等迅速な方法で口頭による借受申請の受付と貸付承認を行います。(口頭による貸付承認を行った場合は、速やかに書面で借受申請書を提出して頂きます。)
 ※ 借受申請書   PDF版PDF  Word版WORD
費用の負担  通信機器の指定場所への搬入費用、同機器の使用料金及び同機器の返却費用は無償となります。
 衛星携帯電話から発信する場合の通話料金は無償となります。衛星携帯電話へかけた場合の発信側の通話料金は無償とはなりません。
機器の搬入  原則、総務省が契約した請負業者が搬送します。

災害対策用移動通信機器の機種等

機種 説明
MCA無線機 ・MCA制御局のサービスエリア内 (注)であればMCA無線機同士で通信が可能
・操作において無線従事者資格は不要
簡易無線機
 
・通常タイプとIP機能付きの2タイプあり
・見通しがきけば2〜4km程度の間で通信が可能
・操作において無線従事者資格は不要
衛星携帯電話 ・空が開けている場所に限り使用可能
・用いる衛星の種類に応じ、ワイドスターII、アイサットフォン、イリジウム及びスラーヤの各タイプあり
公共安全モバイルシステム端末 一般携帯電話と同様、インターネット、メール等の利用が可能
公共ブロードバンド移動通信システム ・VHF帯の周波数の電波を用い、数km離れた地点間のデータ伝送が可能
・親局、子局各1局で一式の構成
・操作には第3級陸上特殊無線技士以上の無線従事者資格が必要
衛星インターネット ・スターリンク通信衛星を利用
・本機器1台でWi-Fiを通じて多数のスマートフォンなどに対してインターネット環境の提供が可能
・電源は一般のACコンセントで、消費電力は110〜150W
発動発電機 ・AC100V 定格出力1.8kVA 重量25kg
・ガソリン携行缶、ガソリン給油用ポンプ、コードリールも同時に貸与可能
可搬型蓄電池 パワーイレ・スリーとJackery 1500 Proの2タイプあり

(注) MCA制御局のサービスエリアは、一般財団法人移動無線センターのホームページで確認できます。
     北陸地域のサービスエリアのpdf資料はこちらPDF

貸出し要請には、北陸総合通信局管内にある備蓄のほか、全国各地の在庫を含めて対応いたします。

連絡先

無線通信部 無線通信課 陸上関係
      電話 076-233-4480

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