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症状(4) 外部要因による受信不良

 受信設備には問題はなくても、外部要因により受信不良となる場合があります。
 この場合の原因は下記が考えられます。

水銀灯、業務用冷凍機、ネオン管等の不良による雑音

 水銀灯、業務用冷凍機、ネオン管等の雑音によりCN比が劣化し、受信障害が発生する場合があります。

<改善策>
 受信障害と同期して動作する機器の所有者に連絡し、機器の電源を切って障害が止まるかどうか確認し、障害が止まる場合は機器の所有者に対策をお願いします。
 (障害源近くではラジオにも「ザーザー」という雑音が入ることが多いので、携帯ラジオや携帯型のテレビで障害の強さを手掛かりに障害源を調べる方法があります。)

無線局

 無線による障害の場合には長時間継続して発生することはほとんどなく、断続的に発生し短時間で消滅します。
 一例として、ブースター側が無線局の周波数を増幅し、ブースターが飽和状態になり受信障害となる場合があります。

<改善策>
 ブースターが無線局の周波数を増幅している場合には、増幅してしまう一定の周波数成分を減衰させるフイルターを設置、または除去装置付きブースターに交換すると改善される場合があります。

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