−関西の産学官が連携し、サイバーセキュリティ対策に取り組みます!−
近畿総合通信局は、近畿経済産業局及び一般財団法人関西情報センター(KIIS)とともに、関西のサイバーセキュリティ分野に関心の高い産学官等と連携し、平成30年10月に「関西サイバーセキュリティ・ネットワーク」を立ち上げました。これにより、関西におけるサイバーセキュリティの重要性についての機運醸成や、サイバーセキュリティの向上に資する人材の発掘・育成の円滑化を図ります。
今後、本分野の産学交流イベントや、人材育成の講座等の取組を継続的に実施するとともに、本ネットワークの協力機関を更に拡大し、関西エリアでのサイバーセキュリティの取組を推進します。

1.背景
ICTの利活用は、企業等の活動に不可欠なものとなっている一方で、企業等が保有する顧客の個人情報や重要な技術情報等を狙うサイバー攻撃は多様化しています。こうした中、サイバーセキュリティの重要性はますます高まっていくと考えられていますが、特に地方では、(1)人材の発掘・育成及び裾野拡大、(2)情報伝達・機運醸成、(3)情報共有・中小企業における対策の実装等、様々な課題が浮き彫りになっています。
こうした課題に対応するため、「関西サイバーセキュリティ・ネットワーク」は、関西におけるセキュリティの推進基盤として、人材発掘・育成、情報交換、機運醸成の場を提供し、サイバーセキュリティで重要な「知る」ための取組を進めます。