不法3悪
不法市民ラジオ、不法アマチュア無線及び不法パーソナル無線の3つが「不法3悪」と言われています。
1 不法市民ラジオ
国内で使用を認められている市民ラジオには、必ず右の技術基準適合証明マーク(技適マーク)が貼付されています。
技適マークのない市民ラジオは不法な市民ラジオで、国内では使用することができません。
技適マーク、無線機の購入・使用に関すること(総務省電波利用ポータル)
国内で使用を認められている市民ラジオの空中線電力は、0.5ワット以下と定められていますが、不法な市民ラジオの空中線電力は、数ワットのものから、電力増幅器を付加し、数キロワットにも及ぶものもあります。
<妨害事例>
・テレビの画面・音声が乱れ、視聴が困難となる。
・漁業用無線を妨害し、漁船の緊急通信が困難となる。
・電話の通話や有線音楽放送に雑音が入る。
・電子機器(OA機器、クーラー、給湯器、炊飯器等)が、誤動作する。
・点火システムに電子回路を用いた石油ストーブが、誤動作して点火する。
<無線設備の一例>

無線機 アンテナ
2 不法アマチュア無線
アマチュア無線は、無線従事者の資格と無線局の免許の両方が必要です。
また、両方そろっていても、無線局免許状に記載されていない周波数の使用は禁じられています。
アマチュア無線機を改造し、アマチュアバンド以外の周波数が使用できるようにした無線機器による妨害が多発しています。
<妨害事例>
・重要無線通信(警察用無線、消防用無線、鉄道用無線等)に妨害を与え、人命、 財産の保護に支障を来す。
<無線設備の一例>

無線機 アンテナ
3 不法パーソナル無線
令和3年12月をもって、全ての無線局免許の有効期間が満了しており、技適マークの有無にかかわらず使用することが出来ません。 使用すると不法無線局となりますので、ご注意ください。
<妨害事例> ・携帯電話が使用できない。
<無線設備の一例>

無線機 アンテナ
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