近畿総合通信局は、2021年12月11日(土)、近畿情報通信協議会、国立大学法人和歌山大学観光学部との共催により、「VR映像コンテンツ制作&活用講習会 in 和歌山」を開催しました。
本講習会では、身近な地域の情報を誰でも発信できるきっかけ作りとして、近年、注目を集めているVRコンテンツの作り方や活用方法についてご講演いただきました。
まず、国立大学法人和歌山大学観光学部 学部長 尾久土 正己 教授から、これまでの観光の変遷について、映像技術の発展と絡めてご説明いただきました。また、XRを活用したこれからの観光について、研究の背景を明らかにしながらご説明いただきました。
続いて、参加者をA、Bの2グループに分け、和歌山大学観光学部のドームシアターでのVR体験及びVRゴーグルを着用したVR体験の2つを体験いただきました。参加者からは、「VR体験が良かった」とのご意見を多数いただきました。
最後に、映像クリエイター 岡 智文 氏から、エンタメ業界を中心に、最近話題になっているVR事例についてご紹介いただきました。また、VRコンテンツの特徴や編集のコツを説明しながら、制作工程を実演いただきました。
国立大学法人和歌山大学観光学部
学部長 尾久土 正己 教授
映像クリエイター
岡 智文 氏
関西地域には、文化芸術、観光地、特産物をはじめ魅力あるコンテンツが数多くあります。近畿総合通信局は、引き続き「コンテンツ制作のためのスキルアップ講習会」を開催することで、それらの魅力あるコンテンツの流通を促進し、地域の魅力発信に寄与する取組を行ってまいります。