「第2回 Japan Drone/次世代エアモビリティEXPO 2025 in 関西」が、11月26日・27日の2日間、ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター(大阪市)にて開催され、当局から野水局長が開会式に出席し、伊藤無線通信部長が特別講演に登壇しました。
このイベントは、最新のドローンや空飛ぶクルマなど次世代エアモビリティの最新技術や社会実装に向けた取組を紹介する展示会です。主催は一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)、共催は株式会社コングレで、産業の発展と新たなビジネス創出を提供する場として開催されたもので、後援の一つとして当局も加わったものです。
野水局長は挨拶で、ドローンが物流や防災、インフラ点検など幅広い分野で活用される可能性に触れつつ、電波行政を担当する総務省として、空と地上との通信を安定に確保する観点から、制度整備や標準化の取組を紹介しました。さらに、今後は遠距離通信の重要性がこれまで以上に高まることを踏まえ、航空分野における電波利用のニーズ増大を見据え、高度なシステムに対応すべく、技術的・制度的課題の検討を行っている旨の近況を報告しました。そのうえで、空における電波利用がますます活発になり、ドローン業界・エアモビリティ業界の発展が一層推進されることを目指し、引き続き取り組んでまいりたいと述べました。

挨拶する野水局長

開会式の様子


2日目には、伊藤無線通信部長が「ドローンの周波数利用拡大に向けた取組」と題した特別講演を行いました。講演では、ドローンの電波利用に関する制度の概要、利用拡大に向けた総務省の施策、そして今後の政策や展望を紹介しました。

