アマチュア無線のルール

アマチュア無線局はルールを守って正しく使いましょう。

 アマチュア無線の運用を行うには、使用する周波数及び空中線電力に応じたアマチュア無線技士の資格を取得し、更に無線局(無線機)の免許を受ける必要があります。

アマチュア無線にもルールがあります

1.免許された内容で使用しましょう。

 免許になると、周波数・空中線電力などが免許状により指定されますので、指定された範囲内で使用してください。また、無線機も許可されたものを使用してください。
 

2.コールサインを必ず言いましょう。

 名前やニックネームで通信するのは電波法違反です。不法無線局と誤解されないよう、指定されたコールサインを言いましょう。
 

3.周波数の使用区別を守りましょう。

 アマチュア無線には、同じ周波数帯をモールスや衛星通信、ATV、レピータ等様々な通信で共用することから、種類ごとに使用できる周波数が決まっています。混信防止のため使用区別に従って運用しましょう。

  アマチュアバンド使用区別早見表
 

4.周波数の独占は認められません。

 電波はすべての利用者が公平に利用すべきものです。アマチュア無線には、特定のグループ専用のチャンネルは存在しません。クラブチャンネルと称して周波数を長時間独占することは認められません。空いているチャンネルを使い、通信は簡潔に行いましょう。
 

5.仕事に使ってはいけません。

 アマチュア無線は、金銭的な利益のためにでなく、個人的な無線技術の興味のためなどに免許される無線ですので、業務連絡等、仕事に使うことはできません。
 

6.暗語を使ってはいけません。

 特定の人にしか理解できない暗語を使ってはいけません。誰にでも分かる明瞭な用語で通信を行いましょう。
 

7.通信内容には責任をもって。

 アマチュア無線は皆さんが聞いています。虚偽の通信や卑猥な通信は処罰の対象となります。また、誹謗中傷やプライバシー侵害などの通信もいけません。誰に聞かれても恥ずかしくない会話を行いましょう。

 上記の各項目に違反した場合は、電波法第76条に基づき処分される場合があります

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