「電話のユニバーサルサービスに関する親子見学会・説明会」を開催

令和5年8月15日

　東北総合通信局は、令和5年7月28日（金）に仙台市において、一般社団法人電気通信事業者協会との共催で「電話のユニバーサルサービスに関する親子見学会・説明会」を開催しました。

　初めに東北総合通信局で、電話のユニバーサルサービスの仕組みについての説明を行いました。説明会では、全国どこでも誰でも同じように電話が利用できるよう整備されているユニバーサルサービスの重要性について、スライドを用いてわかりやすく説明し、参加者がうなずく場面もありました。

　説明会終了後、宮城県警察本部を訪問し、県内で発生した事件や事故などの緊急通報（110番）を一手に引き受け迅速な対応を行う「通信指令室」と、県内の交通網を管理し、安全で快適な交通環境を整える「交通管制センター」を見学させていただきました。普段見ることのできない施設で警察官の方々が実際に業務へ従事している様子を見ることができ、目を輝かせる子供たちが印象的でした。また、一日に400件以上の緊急通報を受けるという警察官のご苦労を垣間見ることができました。

　次に伺ったNTT東日本（仙台青葉通ビル）では、電話回線や「とう道」（通信ケーブルの束を通し、全国各地へ通信をつなぐための巨大な通信インフラ設備）を見学させていただきました。「とう道」は地下およそ20m地点に張り巡らされており、地下に降りる階段を進むにつれ参加した子供たちの高揚感が伝わり、横に伸びる暗いトンネルに光が灯った瞬間は果てしなく続く様に参加された方々は感嘆の声を上げていました。
　また、公衆電話かけ方体験では、多くの子供たちが公衆電話を使ったことがない中、積極的にその使い方を学ぼうとする子供たちの姿がとても印象的でした。

参加された7組18名の皆様、大変お疲れさまでした。