「CTFワークショップin東北」を開催
令和5年11月21日
東北総合通信局(局長:中沢 淳一)は、東北地域サイバーセキュリティ連絡会との共催により、サイバーセキュリティに関心を持つ学生・生徒(若年層)を対象に、「CTFワークショップin東北」をオンライン開催しました。
(注)CTFとは、Capture The Flagの略で旗取りゲームのことです。情報セキュリティ分野において、専門知識や技術を使ってデータやWebサイトの中に隠された答えを見つけ出し、獲得した合計点数を競います。
近年、インターネットが社会経済活動の基盤となる中、サイバーセキュリティ上の脅威が悪質化・巧妙化し、その被害が深刻化しています。スマートフォンやタブレット等の情報端末の普及により、その脅威は以前にも増して身近なものとなっています。
こうした現状を踏まえ、学生・生徒を対象としてサイバーセキュリティへの興味・意識を高めていただこうと、クイズ形式でサイバーセキュリティを学ぶことができる「CTFワークショップin東北」を開催しました。
開催日 |
11月4日(土) |
対象者 |
サイバーセキュリティに興味のある若年層
(中学生・高校生・専門学校生・短大生・高専生・大学生・大学院生) |
参加人数 |
23名 |
講師 |
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
ナショナルサイバートレーニングセンター長 園田道夫 氏 |
【講演】 |
「セキュリティとCTF」 |
【講演】 |
「CTFワークショップ」 |
第一部では、最近のサイバー攻撃の世界的な傾向やサイバー攻撃がビジネスモデル化されていることの事例、サイバーセキュリティへの対応能力向上とCTFの関係などについて、園田氏から講演していただきました。
第二部では、参加者各自の点数を競う形式でCTFを体験していただきました。講師の園田氏と出題者である株式会社セキュアサイクル取締役兼サイバーセキュリティ部長の 中野佑亮 氏から、ウェブサイトやファイル等に隠されているキーワード(Flag)を探し出す手法について説明いただいた後、クイズ(Flagを探し出す難易度によって点数が異なる)に挑戦していただきました。
東北総合通信局及び東北地域サイバーセキュリティ連絡会では、本ワークショップの参加者からの声も参考にして、今後もサイバーセキュリティに関心を持つ若年層等におけるサイバーセキュリティ対策に関する人材育成等の取組を推進してまいります。
連絡先
東北総合通信局
サイバーセキュリティ室
TEL 022-221-0626
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