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「サイバーインシデント演習in仙台」を開催

令和7年2月4日

 東北総合通信局は、東北地域サイバーセキュリティ連絡会との共催により、「サイバーインシデント演習in仙台」を令和6年12月18日(水)に開催しました。
 デジタル変革(DX)に向けた取組等を進める上で、様々なセキュリティインシデントへの対応を求められる機会が中小企業・団体等でも飛躍的に増えています。サイバー攻撃を受けた場合に備えて、社内で意識を持ち、体制を構築した上で、セキュリティインシデント発生時の対応方法や手順などを共有しておくことが重要です。

 本演習は、中小企業・団体等の経営層やセキュリティ責任者を対象に、最近のサイバーセキュリティインシデントの発生状況や、被害を最小限にとどめるための基本的事項の説明とともに、参加者に擬似的なインシデント発生時対応手順を体験してもらい、組織内の基本方針やルールなどを考えていただきました。

令和6年12月18日(水)
対象者 中小企業/団体等の経営層、セキュリティ責任者の方等
参加人数 31名
講師 株式会社川口設計 代表取締役
川口 洋 氏
講演・演習 【第一部】「サイバー攻撃の情勢及び対応策について」(講演)
【第二部】「パソコンを使用した実機演習」
【第三部】「セキュリティ事件・事故発生時の効果的な対応について」(机上演習)

 第一部では、実際のインシデント発生事例からサイバーセキュリティの重要性、インシデント発生時に備えた対策・対応の流れなどについて川口 洋氏より講演をいただきました。

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【講演の模様】

 第二部では、パソコンを使用した実機演習として、業種が異なる4〜5人のグループに分かれて、各グループに配置されたパソコンに入っている5種類のファイルについて、どこに問題があるか、取扱いに際して留意するポイントも考えた演習を行いました。
 第三部では、机上演習として、各グループに分かれてインシデント対応を擬似的に体験していただきました。インシデント発生から対応の検討、対応に対する評価までのサイクルをディスカッションしていく中で、参加者同士の活発な議論が行われました。

演習

【演習の模様】

演習

【演習の模様】

 

 東北総合通信局においては、東北地域サイバーセキュリティ連絡会と連携して、本演習の参加者からの声も参考にしつつ、今後も管内の中小企業・団体等におけるサイバーセキュリティ対策に関する人材育成支援等の取組を推進してまいります。

連絡先

  東北総合通信局
  サイバーセキュリティ室
  TEL 022-221-0626

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