青森県八戸市で行われた「平成28年度馬淵川・高瀬川総合水防演習」に参加

平成28年6月7日

　東北総合通信局は、平成28年度の重点施策として「安心・安全なくらしの確保」を掲げ、災害発生時に防災関係機関による情報伝達や住民への避難指示が確実に行われるよう、ネットワークの強靱化や防災行政無線等のデジタル化を促進しています。また、非常災害時に行っている臨時災害放送局などの「臨機の措置」による免許や災害対策用の移動通信機器・移動電源車の貸出しについて、各県や市町村などにご活用いただけるよう、広く周知活動を行うとともに、各県や市町村、公共防災関係機関が主催する各種の訓練や演習に参加し、最新のICT技術の活用方策等をご紹介しています。

　この取り組みの一環として、5月29日、水害から地域を守るために防災関係機関が「連携・協力・団結」して青森県八戸市で行った「平成28年度馬淵川・高瀬川総合水防演習」（主催：馬淵川・高瀬川流域13市町村、青森県、国土交通省東北地方整備局）に参加しました（防災関係機関・市民を含め約2.500名が参加）。

 

【全体の模様（開会式）】

【全体の模様（演習）】

　水防演習では、会場内に設けられた「防災展」において、非常災害時の支援設備である災害対策用移動通信機器及び移動電源車を展示し、来場された方々に、パネルやリーフレットを用いて、その機能概要や貸出し方法等について説明を行いました。
 

 

【災害対策用無線通信機器】

【災害対策用移動電源車】

　また、一般財団法人移動無線センター　東北センター、沖電気工業株式会社、株式会社日立国際電気にご協力をいただき、防災関連ICT機器の展示・デモンストレーションを行いました。

【一般財団法人移動無線センター　東北センターの展示】
○災害に強い高信頼のデジタルMCA無線システムを展示しました。