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「2020年に向けたWi-Fi整備・利活用推進会議in東北」を開催

平成30年3月2日

 総務省は、平成30年2月1日(木)仙台市において「2020年に向けたWi-Fi整備・利活用推進会議in東北」を開催し、ICTに関わる産学官関係者多数の参加をいただきました。
 この会議は、地方公共団体の規模やWi-Fi活用の分野に応じた整備・利活用事例の紹介、技術展示、パネルディスカッションにより2020年に向けたWi-Fi環境の全国整備をより一層推進するため全国2箇所(仙台市・福岡市)で開催したものです。
 総務省情報流通行政局の 加藤 主税 地域通信振興課長からWi-Fi整備のメリットと必要性(災害時の情報伝達手段、ICTを活用した学習、インバウンド拡大)、国の補助制度、認証要件について説明があった後、これまでのWi-Fi整備・利活用事例について(1)国立大学法人東京学芸大学教育学部教育学講座 高橋 純 准教授(教育部門)、(2)香川県高松市創造都市推進局文化・観光・スポーツ部観光交流課 吉峰 秀樹 課長補佐(観光部門)、(3)岩手県下閉伊郡田野畑村政策推進課 佐々木 賢司 主任主査(小規模自治体部門)の3名から紹介がありました。
 慶應義塾大学政策・メディア研究科の 夏野 剛 特別招聘教授をモデレーターに迎え、講師4名により行われたパネルディスカッションでは、これまでの報告を基に学校教育への利活用(デジタル教材共有のための環境の整備、統合型校務支援システム)や地域課題の解決策としての利活用(インバウンド拡大等)について活発な意見交換が行われました。
 質疑応答では「訪日外国人客がWi-Fi環境を求める根本的理由は何か」「Wi-Fi環境提供のランニングコストはどう賄っているか」「AIスピーカーをWi-Fiにつなげれば面白い使い方が出来そう」等の質問が出されました。
 会場にはWi-Fiアクセスポイントが設置されアンケートは個人のスマートフォン(タブレット)により入力可能となっており、また協賛各社によるソリューション展示が行われ参加者の興味を引いていました。
 東北総合通信局では2020年に向けた全国Wi-Fi整備に向け、今後とも会議・説明会を開催し先進事例を紹介してまいります。

会場の様子(総務省説明)

会場の様子(総務省説明)

会場の様子(パネルディスカッション)

会場の様子(パネルディスカッション)

連絡先

 東北総合通信局
 情報通信部 情報通信振興課
 TEL 022-221-0708

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