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「地域情報化人材育成セミナーin福島」を開催

平成28年6月20日

総務省 行政管理局 副管理官 赤谷 俊彦 氏

総務省 行政管理局 副管理官 赤谷 俊彦 氏

 東北総合通信局(局長:岡野 直樹)は、6月8日(水)、福島市において「地域情報化人材育成セミナーin福島」を、福島県、東北情報通信懇談会、ふくしまICT利活用推進協議会との共催により、「働く場(オフィス)の改革を通じた霞が関働き方改革〜テレワーク等のICTの活用に向けて」をテーマに開催し、多数の参加をいただきました。

総務省統計局統計情報システム課オフィス

総務省統計局統計情報システム課オフィス
(総務省ホームページより)

 講演では、働く場であるオフィスの改革を行う事で、ペーパーレス化、コミュニケーションの活性化や意思決定の迅速化といった観点で、「業務効率化・生産性向上」を図り、行政コスト削減やワーク・ライフ・バランスの実現や災害時等における迅速な対応(事業継続性の確保)など国民のための質の高い行政サービスの提供が可能となる取組みについて紹介されました。

総務省行政管理局オフィス

総務省行政管理局オフィス
(総務省ホームページより)

 まず、国家公務員のワークスタイルを変える「オフィス改革」の先進事例として、総務省行政管理局行政情報システム企画課において、平成27年1月に実施したオフィス環境を抜本的に改修した取組について説明がありました。

会場の模様

会場の模様

 効率的かつ柔軟な働き方を目指す上での重要なポイントとして、(1)情報の電子的共有によるペーパーレス化により、紙や書類のないスッキリとした机や職場を可能とし、フリーアドレス制のペーパーレスオフィスを実現する。(2)職員同士のコミュニケーションを活性化し、管理職は窓側、各チームは役職順に縦一列の配席といった従来型の環境から、個人机の廃止(管理職含む)したチーム型テーブルを導入し、コミュニケーションを活性化、意思決定の迅速化を図る。(3)柔軟な打合せスタイルを可能とするために、個人での集中作業や、職員間での気軽な打合せを行うコミュニケーションスペースを設置し、会議室確保が前提で、紙を用いる従来の打合せスタイルから、ペーパーレスによる柔軟な打合せを可能とするために、無線LAN環境を整備しPCの持ち運びを可能とし、併せて電子ボード等を導入・活用し、画面を共有した効率的な打合せを可能とした等の取り組みとともに、これらの改革の結果、環境が変化したことで、紙を使わず仕事をする工夫や日々の業務の効率化を追求するなど、仕事のやり方を変えようという、職員1人1人の意識改革が芽生え、職員の仕事に対するコスト意識が高まったことで、残業時間が縮減された等の成果について、紹介されました。
 

連絡先

東北総合通信局
情報通信部情報通信振興課
TEL 022-221-0708

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