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「宮城県9.1総合防災訓練」、「山形県・酒田市合同総合防災訓練」に参加

令和7年9月17日

令和7年度宮城県9.1総合防災訓練

 東北総合通信局は、8月31日(日)に宮城県丸森町で開催された「令和7年度宮城県9.1総合防災訓練」(主催:宮城県、丸森町)に参加しました。宮城県南部に前線が停滞し、丸森町に大雨警報が発表され、激しい雨が断続的に続く中、宮城県内陸南部を震源とする大規模地震が発生したとの想定の下、宮城県、丸森町、その他の防災関係機関及び地域住民が一体となって各種訓練が実施されました。

 丸森町役場において、当局職員と町職員が共同で臨時災害放送局用設備を設置し、試験放送を行い、避難所の開設・運営訓練の場所となる丸森中学校で試験放送の受信確認を行いました。また、災害対策用移動電源車から統監席、現場指揮本部、飛行統制本部に設置されるディスプレイやアナウンス・音響設備への電力供給訓練を行いました。

 この訓練には、78機関、約1,400人の方が参加したほか、一般の方をはじめ、県内の地方公共団体、防災関係機関の方々など多くの来訪者がありました。臨時災害放送局用設備や災害対策用移動電源車に強い関心をお寄せいただきました。

 

写真左

臨時災害放送局の試験放送

写真右

移動電源車の電力供給

 

令和7年度山形県・酒田市合同総合防災訓練

 東北総合通信局は、9月7日(日)に山形県酒田市で開催された「令和7年度山形県・酒田市合同総合防災訓練」(主催:山形県、酒田市)に参加しました。酒田市の西方沖30kmの海底を震源とする大規模地震が発生したとの想定の下、山形県、酒田市、その他の市町村、防災関係機関及び地域住民が一体となって各種訓練が実施されました。

 当局からは、衛星インターネット機器(スターリンク)、衛星携帯電話、簡易無線機、公共安全モバイルシステム等の災害対策用移動通信機器の展示・体験を行いました。
また、同じブースにおいて、当局の移動電源車から電力供給を行い、特定非営利活動法人日本地域放送支援機構が臨時災害放送局用設備を展示し、試験放送を行いました。

 この訓練には、58機関、約600名の方が参加し、当局の展示・体験ブースにも一般の方をはじめ、山形県内の地方公共団体、防災関係機関の方々などが来訪され、スターリンク、公共安全モバイルシステム、臨時災害放送局用設備等に関心をお寄せいただきました。

 

写真左

移動通信機器の展示、説明

写真右

臨時災害放送局の試験放送

 

今後の取組

 当局では、「デジタルで つなぐ東北 未来と絆」をテーマとする「東北総合通信局重点施策2025」を策定・公表し、防災・減災の取組として、地震や近年発生頻度が高まっている豪雨等の自然災害に迅速かつ的確に対応していくことを掲げています。

 引き続き、東北各県が主催する総合防災訓練への参加を通じて、地域の方々に当局の防災・減災の取組について理解を深めていただくとともに、災害時の情報通信の確保と関係機関との連携強化等に取り組んでまいります。

 

連絡先

  東北総合通信局
  防災対策推進室
  TEL 022-221-4333

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