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「サイバーセキュリティセミナー2020 in 仙台」を開催
〜企業経営を見据えたサイバーセキュリティ対策〜

令和2年2月14日

 東北総合通信局(局長:田中 宏)は、関係機関との共催により、令和2年2月6日(木)に「サイバーセキュリティセミナー2020 in 仙台」を開催しました。
 冒頭、田中局長より主催者挨拶があり、総務省が1月28日に公表した「我が国のサイバーセキュリティ強化に向け速やかに取り組むべき事項[緊急提言]」に対する東北総合通信局の緊急取組を報告しました。
 最初の講演は、総務省サイバーセキュリティ統括官室の高岡参事官補佐から「総務省におけるサイバーセキュリティ政策の最新動向」と題し、近年のサイバー攻撃の増加はIoT機器の急増が原因と推測されIoT機器を踏み台とした大規模DDos攻撃の脅威や、そのために企業が必要な対策の一例として、NOTICEの機器調査等について説明がありました。
 次の講演では、宮城県警察本部サイバー犯罪対策課の五十嵐課長補佐から「東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたサイバー犯罪・サイバー攻撃対策」と題し、大会に関わる国際的な取組や、近年のサイバー犯罪の検挙数、インターネットバンキング不正送金事犯などについて具体的な手口などを聴くことができました。また経営者が行うべきことを「3原則」や「重要7項目」として示し、わかりやすく説明して頂きました。
 最後は、本セミナーの副題にも掲げているとおり、企業経営の視点から(株)ラックの三木様から「劇変する社会環境下での企業サイバーセキュリティ」と題した講演を頂きました。地球環境や教育環境の変化に遡り、技術革新による社会変化への対応、また若者や学生を取り込むセキュリティ教育の必要性を示され、最後に、何がその組織にとって守らねばならない情報資産かを整理し、組織内全員の意識改革や実践訓練が必要とのご提案を頂きました。
 
 東北総合通信局では、引き続きサイバーセキュリティの最新情報を提供してまいります。
総務省高岡参事官補佐の講演

【総務省高岡参事官補佐の講演】

宮城県警五十嵐課長補佐の講演

【宮城県警五十嵐課長補佐の講演】

 
(株)ラック三木様の講演

【(株)ラック三木様の講演】

連絡先

東北総合通信局
サイバーセキュリティ室
TEL 022-221-0638

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