総務省トップ > 組織案内 > 地方支分部局 > 北海道総合通信局 > 研究・開発支援 > 平成22年度 SCOPE関係採択案件(北海道管内)

平成22年度 SCOPE関係採択案件(北海道管内)

※掲載内容は、新規採択時の内容です。
※各研究開発課題名にリンクしている研究概要図等(PDF)は、新規採択時資料やSCOPEによる研究開発終了直後の成果発表会時の予稿集等です。

【PREDICT(地球温暖化対策ICTイノベーション推進事業)】

「超低消費電力光IPルータ基本技術の研究開発」PDF

  1. 研究者・提案機関

    研究代表者
      山林 由明 (千歳科学技術大学)

    研究分担者所属機関
      株式会社トリマティス
      フォトニックサイエンステクノロジ株式会社

  2. 概要
      膨張を続けるトラフィック需要を満たすためにIPルータでの消費電力が爆発的に増大し、将来の電力供給を圧迫することが懸念されている。
      本研究は真の超低消費電力光IPパケットルータを実現することで消費電力の増加傾向を根本的に改善することを目的とする。
      迂回ルーティングに関する研究成果を受け、IPヘッダとペイロードの物理層での実装形態を見直すと共に、超低消費電力化が可能な自己保持型光スイッチを用いて、メモリを持たないバッファレス光IPノードを実現する。
  3. 期間
    3年

 

【ICTイノベーション創出型研究開発】新世代ネットワーク技術

「センサーチップの基盤となるマイクロワット級集積回路の研究開発」PDF

  1. 研究者

    研究代表者
      佐野 栄一 (北海道大学)

    研究分担者
      雨宮 好仁 (北海道大学)
      池辺 将之 (北海道大学)
     
  2. 概要
      ウェークアップ受信機、ウェークアップ信号により起動するアナログ・ディジタル(A-D)変換器、送信機から構成されるセンサー用LSI において、サブスレッショルド領域の非線形性を用いた直接検波回路、サブスレッショルド動作バイアス回路を用いたオフセットなし高利得アンプ、3値振幅変調方式、サブスレッショルド動作ディジタル回路を最大限に活用した時間軸領域AD変換方式などの新しい回路技術を導入し、消費電力10μW以下を実現する。
  3. 期間
    3年

 

【地域ICT振興型研究開発】

「FWAを使った十勝農村部でのモバイルテレメディシンシステム構築」PDF

  1. 研究者

    研究代表者
      井出   渉  (社会医療法人北斗 北斗病院)

    研究分担者
      金藤 公人 (社会医療法人北斗 北斗病院)
      山口 貴一 (社会医療法人北斗 北斗病院)
      大林 俊彦 (東京大学)
      矢作 直樹 (東京大学)
      安田   浩  (東京電機大学)
     
  2. 概要
      農村部でFWA(Fixed Wireless Access:固定無線接続)サービスを使ったモバイルテレメディシンシステムを構築し、発症から3時間以内の治療開始といったタイムリミットのある急性期脳梗塞患者を迅速に適切な病院への搬送につなげるなど、救急医療の質の向上への利活用のための実証実験を、北海道北十勝消防事務組合エリアで行う。
      また、インターネットを介し遠く離れた人員の豊富なナショナルセンターなどとの連携も研究する。
  3. 期間
    2年

「ユビキタスサービスプラットフォームに対応した組込みシステム用TCP/IP プロトコルスタックとサポートシステムの研究開発」PDF

  1. 研究者

    研究代表者
      阿部  司  (苫小牧工業高等専門学校)

    研究分担者
      吉村   斎  (苫小牧工業高等専門学校)
      稲川   清  (苫小牧工業高等専門学校)
      大村   功  (北海道立総合研究機構)
      堤    大祐 (北海道立総合研究機構) 
     
  2. 概要
      IPv4とIPv6の両方に同時に対応する組込みシステム用のTCP/IPプロトコルスタックと、そのサポートソフトウェア及びハードウェアの研究開発を実施する。
      また、本研究開発の成果を人材育成にも生かすためe-Learningコンテンツ開発し、オープンソースとして北海道地域で優先配布し、北海道地域におけるユビキタスサービスプラットフォームに対応した組込みシステムのソフトウェア・ハードウェアの開発の促進と人材育成に貢献することを目的とする。
  3. 期間
    2年

ページトップへ戻る