6 一部事務組合等の状況

令和2年度末における一部事務組合等による市町村事務等の共同処理及び広域的処理の状況について、団体数及び一部事務組合等の歳入歳出決算状況からみると、次のとおりである。

(1)団体数

令和2年度末の一部事務組合等の総数は1,279団体で、前年度末と比べると14団体減少している。なお、このうち広域的・総合的な地域振興整備や事務処理の効率化を推進するための制度である広域連合の団体数は114団体で、前年度末と同数となっている。

一部事務組合等の設置目的別団体数の状況は、第24表のとおりであり、ごみ処理等の衛生関係が最も大きな割合を占め、以下、消防関係、退職手当組合等の総務関係の順となっている。

(2)一部事務組合等の歳入歳出決算

一部事務組合等の歳入歳出決算の状況は、第69図のとおりであり、歳入決算額は2兆1,903億円で、前年度と比べると6.2%増、歳出決算額は2兆729億円で、前年度と比べると5.3%増となっている。

市町村決算額に占める一部事務組合等の決算額の割合を目的別内訳でみると、第25表のとおりであり、消防関係やごみ処理の事務等について共同処理及び広域的処理が行われる割合が高くなっている。

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