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「北海道地域ICT活力推進会議」を開催
− 北海道の諸課題解決へ向けて −

平成25年10月21日up

  北海道総合通信局は、平成25年9月30日(月曜日)、「北海道地域ICT活力推進会議」第1回会合を開催しました。

  この会議は、北海道における過疎化・高齢化の問題や農業・漁業・食等の地場産業の振興、地域経済の活性化など、地域が抱える諸課題の解決に向けて、ICT利活用方策等を総合的に検討することを目的としています。

  はじめに、杉浦局長から、「高齢化が進み、農業・漁業を基幹産業とする地域が多い北海道において、具体的に地域を活性化していく方法を考え、実行していくため、この会議を設けることとしました。色々な方々からのお知恵をいただきながら、一つでも二つでも、形にしていければと考えています」と挨拶がありました。

  会合では、設置要綱及び構成員を確認後、座長に、北海道大学大学院 情報科学研究科 長谷山教授が選出されました。
  続いて、構成員から、北海道における地域課題の現状とICT利活用等の事例が紹介されたほか、今後の検討に向けて、ICTによって北海道に特化した課題解決に向けた利活用のイメージ等を、広く一般に募集をすることを全体で確認しました。

  長谷山座長からは、「北海道は広い土地に多様な個性を持った文化を育んできた地域。ICTは点と点を結びつけて面にする技術。是非とも北海道の活力、そして元気のために多様なご意見を聞きながら推進していきたい。この会議はただ議論するのが目的ではなく、会議で検討を行ったものをICT利活用の事例集として残し、広く発信していきたい」と発言がありました。

  本会議は、今後5回会合を行うこととしており、第2回会合以降、「過疎化、高齢化に向けて安心して暮らせる社会づくり」、「農・漁業を含めた食に関する地場産業の活性化」というテーマで議論を重ねていき、来年6月に取りまとめを行います。

北海道における諸課題の解決に向けたICT利活用方策のアイデアを募集

詳しくは当局報道資料をご覧下さい。別ウィンドウで開きます

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北海道総合通信局 杉浦 誠 局長

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座長 北海道大学大学院 長谷山 美紀教授

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北海道地域情報化担当 上田 義彦 課長(左)

北海道における「過疎化・高齢化」及び「食」の現状について報告

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一般社団法人 北海道食産業総合振興機構

吉村 匠 販路拡大支援部部長

ホーチミン等アジア主要都市での北海道マーケティング(ビジネス共同展開)事業について説明

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株式会社HARP 白井 芳明 常務取締役

北海道独自の共同アウトソーシングモデル「HARP構想」による自治体クラウドの推進について説明

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株式会社ヨーズマー 野口 高志 代表取締役

東日本大震災時、インターネットを使いこなすことが困難な高齢者らが多く避難していた南相馬市で取り組まれた「エリア放送」(※)の「みなみそうまチャンネル」について紹介

※ 地上デジタル放送に割り当てられた周波数帯の中から、地理的条件や技術的条件により他の目的にも使用できる周波数を使用したエリア限定の放送サービスエリア放送の詳しい説明
総務省ホームページ別ウィンドウで開きます

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