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令和元年度北海道防災総合訓練(後期)への参加

令和元年11月11日up

  当局は、令和元年10月18日(金曜日)に釧路・根室地区、19日(土曜日)にオホーツク地区で実施された令和元年度北海道防災総合訓練(後期)に参加しました。

 今回の訓練では、平成30年北海道胆振東部地震に起きたブラックアウトを教訓として、携帯電話をはじめとする通信サービスの確保に加え、テレビ、ラジオの放送サービスの確保に向けた実動訓練を行いました。

 通信サービスでは、紋別市において当局及び通信事業者の各社担当者(現地リエゾン)がいち早く被災地に赴き、通信障害状況を把握、連携して早期の復旧を目指す訓練を行いました。

通信サービスの復旧状況を確認・報告する現地リエゾン訓練(19日紋別市)

通信サービスの復旧状況を確認・報告する現地リエゾン訓練(19日紋別市)

訓練会場内で各通信事業者が移動基地局車等を設置する訓練(19日紋別市)

訓練会場内で各通信事業者が移動基地局車等を設置する訓練(19日紋別市)


 放送サービスでは、放送を継続させるため、山の上にある中標津テレビ中継局へ陸上自衛隊車両による発電用燃料輸送訓練や自治体職員の発電機の持ち込みなどの訓練を行ったほか、「北海道石油業共同組合との協定による石油類の優先給油要請スキーム」に基づき、テレビ・ラジオ中継局への災害時を想定した燃料給油連絡訓練を行いました。また、一般社団法人日本コミュニティ放送協会北海道地区協議会による情報伝達訓練として、FMくしろによる特別番組の中継も行いました。

陸上自衛隊による中標津テレビ中継局への燃料輸送訓練(18日標津町)

陸上自衛隊による中標津テレビ中継局への燃料輸送訓練(18日標津町)

日本コミュニティ放送協会北海道地区協議会による情報伝達訓練(18日弟子屈町 FMくしろによる特別番組の中継)

日本コミュニティ放送協会北海道地区協議会による情報伝達訓練(18日弟子屈町 FMくしろによる特別番組の中継)

 このような実動訓練に加え、当局は、総務省が自治体等に対して無償にて貸与する災害対策用支援機材(衛星携帯電話などの移動通信機器、臨時災害放送局用設備、通信施設用移動電源車)の展示を行い、来場した鈴木(すずき)北海道知事に当局野(こうの)局長から説明を行いました。

北海道総合通信局の展示ブースにて災害対策用支援機材を説明(19日紋別市 鈴木北海道知事(左)野北海道総合通信局長(右))(1)

北海道総合通信局の展示ブースにて災害対策用支援機材を説明(19日紋別市 鈴木北海道知事(左)野北海道総合通信局長(右))(2)

北海道総合通信局の展示ブースにて災害対策用支援機材を説明(19日紋別市 鈴木知事(左)野局長(右))

 当局では、今後も関係機関との連携を行い、訓練を通じて大規模災害対応に備えることとしています。

 

<参考資料>
 ■令和元年度北海道防災総合訓練(前期)に参加、陸上自衛隊北部方面隊との相互協力を推進(令和元年6月10日当局トピックス)
  https://www.soumu.go.jp/soutsu/hokkaido/C/u-Land/20190610.html

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