当局は、令和元年10月18日(金曜日)に釧路・根室地区、19日(土曜日)にオホーツク地区で実施された令和元年度北海道防災総合訓練(後期)に参加しました。
今回の訓練では、平成30年北海道胆振東部地震に起きたブラックアウトを教訓として、携帯電話をはじめとする通信サービスの確保に加え、テレビ、ラジオの放送サービスの確保に向けた実動訓練を行いました。
通信サービスでは、紋別市において当局及び通信事業者の各社担当者(現地リエゾン)がいち早く被災地に赴き、通信障害状況を把握、連携して早期の復旧を目指す訓練を行いました。
放送サービスでは、放送を継続させるため、山の上にある中標津テレビ中継局へ陸上自衛隊車両による発電用燃料輸送訓練や自治体職員の発電機の持ち込みなどの訓練を行ったほか、「北海道石油業共同組合との協定による石油類の優先給油要請スキーム」に基づき、テレビ・ラジオ中継局への災害時を想定した燃料給油連絡訓練を行いました。また、一般社団法人日本コミュニティ放送協会北海道地区協議会による情報伝達訓練として、FMくしろによる特別番組の中継も行いました。