北海道総合通信局は、令和4年3月10日(木曜日)、「サイバーインシデント演習in北海道」をオンラインで開催しました。
本演習は、企業がサイバー攻撃を受けた場合に迅速に被害拡大を抑止する体制づくりのため、講演とグループワークによる演習でインシデント対応のノウハウを身につけていただきました。
初めに、株式会社NTTデータ経営研究所の大野博堂(おおの はくどう)氏から、コロナ下で起きているサイバー攻撃の実例やインシデントレスポンスなどについて講演をいただきました。
その後、参加者はグループに分かれ、職場の端末がランサムウェアに感染し、情報漏洩が発生した想定のもと、状況に応じた対応方法について意見交換を行い、インシデント対応を体験いただきました。各グループでは、参加者が勤務する企業の対応状況などを交え、活発に意見交換も行われました。
参加者からは「サイバーインシデントの体制を見直したい」「来年度以降も参加したい」など、感想ををいただきました。
北海道総合通信局では、北海道のサイバーセキュリティ対策強化のため、セミナーの開催や実践的サイバー防御演習CYDER(サイダー)の紹介など、引き続き取り組みを強化していきます。
<関係報道資料>
■「サイバーインシデント演習 in 北海道」の開催 − 民間企業も無料体験 −(令和4年1月31日 当局報道資料)