「電話のユニバーサルサービスに関する親子説明会・見学会」を開催
北海道総合通信局は、令和7年7月28日(月曜日)に札幌市にて「電話のユニバーサルサービスに関する親子説明会・見学会」を開催しました。
本説明会・見学会は、電話のユニバーサルサービス制度(※)について親子で学び、世代を超えて電話のユニバーサルサービス制度への理解をより一層深めることを目的に、平成20年から全国各地で開催しており、道内では16年ぶりの開催となりました。
当日は、親子合わせて総勢21名が参加し、NTT東日本株式会社北海道事業部(旧東日本電信電話株式会社北海道事業部。以下「NTT東日本」といいます。)と北海道警察本部にて、様々な施設の見学を行いました。
※電気通信事業法により「あまねく日本全国に提供が確保されるべき」と規定されているサービス。具体的には、加入電話(加入電話に相当する光電話等を含む)、社会生活上の安全や戸外での最低限の通信を確保する観点から設置されている第一種公衆電話、緊急通報(110番、118番、119番)及び災害時用公衆電話が該当します。

公衆電話体験の様子

とう道内見学の様子
NTT東日本での見学
見学に先立ち、総務省総合通信基盤局基盤整備促進課の青木係長から「ユニバーサルサービス制度」について説明を行いました。固定電話や緊急通報、災害時の公衆電話がユニバ―サルサービスによって維持されていることについて説明を受けた参加者からは「電話料金の明細に書かれているユニバーサルサービス料がどういったものなのか気になっていましたが、今回の説明を聞いて理解が深められて良かったです」等の感想がありました。
その後3班に分かれ、それぞれ、「とう道(通信ケーブルを格納した地下トンネル)見学」、「海上保安庁第一管区海上保安本部から海のもしも118番等の説明」、「公衆電話・災害用伝言ダイヤル体験」を行いました。

NTT東日本での説明会の様子

とう道内での説明の様子
北海道警察本部での見学
北海道警察本部では、電話のユニバーサルサービスの一つである緊急通報(110番)を受け付ける通信指令室や、交通管制センター、制服・装備品展示の見学を行いました。「通信指令室」では、リアルタイムで110番通報があり、説明を受けている間にも、室内のモニターに表示されている通報件数が増えていく様子を確認することが出来ました。また「交通管制センター」では、渋滞等の道路状況や信号機の状況(故障中や緊急車両の通行のため制御している様子)を集約して表示する大型モニターの見学や、実物の信号機を操作する体験等を実施しました。

信号機体験の様子

白バイ乗車体験の様子
今回、参加者の皆さんからの事後アンケートでは、「ユニバーサルサービス料に関して知りたかったため、深く知れてよかった」、「子供だけでなく、大人もしっかりと学べる機会で身になった」等の感想をいただきました。
当局では今後も、電気通信に関する普及啓発活動を行っていきます。
<参考報道資料>
・夏休みに電話について親子で学ぼう!参加者を大募集
〜 「電話のユニバーサルサービスに関する親子説明会・見学会」 〜を開催 (令和7年6月30日報道発表)
総務省|北海道総合通信局|夏休みに電話について親子で学ぼう! 参加者を大募集
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