海の安全を無線で守る取組の強化
周りを海で囲まれた北海道では、多数の船舶が航行する中、衝突事故や乗組員の海中転落といった海難事故から命を守るための取組が必要であり、無線を使った設備(AIS、国際VHF、PLB)の活用は事故防止や救助活動に大きな役割を果たします。
多くのマリンレジャー関係者等の皆様にこれらの設備を使用していただけるよう、関係団体等と連携し、その有効性の認知度を高める等の取組を行っています。
海の安全を守る無線設備の概要は以下のとおりです。
1 AIS(船舶自動識別装置)
船舶の位置、進路、速力等の情報を船舶同士が自動的に送受信するシステムで、船舶の衝突防止や運航管理に利用されています。
特に濃霧による狭視界時における海難防止に有効です。
小型船舶には、伝送情報等を少なくすることにより、安価かつ、小型化した「簡易型AIS」の普及が進んでいます。
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AISの導入に向けたリーフレット(PDF 477KB)
2 国際VHF(船舶共通通信システム)
3 PLB(携帯用位置指示無線標識)
個人が船舶等から海に転落・漂流などした際に、遭難したことや自分の位置を人工衛星を通じて捜索救助機関(本邦の場合は海上保安庁)に通報する全世界的な救助システムです。
※ PLB:Personal Locator Beacon
PLBについては、
こちら
をご覧ください。
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