総務省四国総合通信局及び四国情報通信懇談会コンテンツ部会は、6月2日(日曜日)に今治市のサンライズ糸山において、地域コンテンツを有効かつ効果的に情報発信できる人材の育成を目指して、今治シーエーティーブィ株式会社技術部の田 誠也(たかた せいや)次長を講師にお迎えし、「映像制作研修会in今治」を開催しました。
今回の研修会では、動画撮影の基礎知識を学んでいただくため、講義と撮影実習を実施しました。
最初に、講師より、映像制作にあたり「視聴者に何を見せるのか、何を伝えたいのか」などを意識した企画、構成等の重要性の説明があり、その後、撮影のサイズやカメラアングル等のカメラワークの基礎といった撮影のポイントや被写体の著作権や肖像権などに関する注意事項等について紹介いただきました。
続いて、受講者は二人一組になって講義内容を参考にしながら、デジタルビデオカメラを使って撮影しました。その後、受講者が撮影した映像を教材として、より完成された作品とするためのポイントなどのアドバイスを受けました。
本研修会には今治市内はもとより近隣の自治体からも映像制作に関心のある16名が参加され、講師の説明にメモをとりながら熱心に聞き入り、より良い作品を目指して真剣に撮影実習に取り組むなど、映像制作に対する熱意が感じられる研修会になりました。
四国総合通信局では、今後も関係各機関と連携して、このような映像制作研修会を四国各地で開催することを予定しています。映像制作研修会の開催予定については、
四国総合通信局のホームページ(報道資料)で随時公表しており、ぜひ多くの方々に参加していただけることを期待しています。
また、自ら映像制作研修会を開催したいという意欲のある方々に対して、研修会で使用するデジタルビデオカメラの貸出しなどもおこなっていますので、御関心のある方は四国総合通信局情報通信振興課(電話089−936−5061)までお問合せください。
四国総合通信局は、今後も多くの方々に各地で開催する映像制作研修会に参加いただき、研修会で体得した技術や知識を活かして映像コンテンツを制作され、四国コンテンツ映像フェスタに作品を御応募していただくなど、映像コンテンツの利活用による地域からの情報発信の強化に向け、継続的に取り組んでいきます。