ICT利活用推進セミナーを開催

 総務省四国総合通信局及び四国情報通信懇談会は、6月14日(金曜日)に愛媛県松山市のアイテムえひめにおいて、四国情報通信懇談会の会員が取り組んでいるICT利活用の具体的な事例を紹介する「ICT利活用推進セミナー」を開催しました。

 本セミナーでは、最初に株式会社ハートネットワーク 取締役 事業・業務局長 伊藤 直人(いとう なおひと)氏が、「ICTで真に望まれる高齢者支援サービスの調査研究」と題して講演し、高齢者のICT利活用を推進するために有効なシステムやサービスについて、調査研究をおこなった結果を紹介いただきました。

 次に、日本Android(アンドロイド)の会 四国支部長 兼久 信次郎(かねひさ しんじろう)氏が、「スマートフォンとNFCを活用した目的地へのナビゲーションと集客アップのアプリケーション」と題して講演し、観光地や商店街におけるICT利活用の推進に向けて、スマートフォンやNFC(非接触型ICカードなどに使われている近距離無線通信技術)を活用することによる利便性の向上について調査研究をおこなった結果を紹介いただきました。

 最後に、一般社団法人まちテレ 専務理事 中野 裕介(なかの ゆうすけ)氏が、「高松市における市民参加によるインターネット放送」と題して講演しました。「まちテレ」は、香川県高松市において市民や地元企業も参画し、観光や地域活動に関するインターネット放送番組の制作と配信をおこなっており、講演では「まちテレ」の活動概要を紹介いただきました。

 本セミナーには、松山市内はもとより近隣の自治体からもICT利活用の推進に関心のある60名の方々が参加され、四国におけるICT利活用の先進的な取組事例について理解を深めていただくことができました。

 総務省四国総合通信局では、今後もセミナー等の開催を通じ、ICTの利活用を推進する取組事例を紹介して参ります。

伊藤 直人(いとう なおひと)氏の講演の様子

伊藤 直人(いとう なおひと)氏の講演の様子

兼久 信次郎(かねひさ しんじろう)氏の講演の様子

兼久 信次郎(かねひさ しんじろう)氏の講演の様子

中野 裕介(なかの ゆうすけ)氏の講演の様子

中野 裕介(なかの ゆうすけ)氏の講演の様子

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