高知県黒潮町において映像制作研修会を開催

 総務省四国総合通信局及び四国情報通信懇談会コンテンツ部会は、6月23日(日曜日)に高知県黒潮町のふるさと総合センターにおいて、地域コンテンツを有効かつ効果的に情報発信できる人材の育成を目指して、黒潮町ケーブルテレビ放送の埜下 安弘(ののした やすひろ)制作主任を講師にお迎えし、「映像制作研修会in黒潮」を開催しました。

 今回の研修会では、30秒のCM作品の作成を通じて、動画撮影の基礎知識や編集方法の説明と撮影実習をおこないました。

 最初に、講師から映像制作にあたり「何を誰に見せるのか」などの企画、起承転結などを意識した構成等の重要性について説明があり、その後、ビデオカメラの操作や撮影技術といったカメラワークのポイントなどを紹介していただきました。
 そして、講師が構成を意識して作成した映像のイメージ図の紹介と、それをもとに制作された映像が上映されました。

 続いて、研修生は3から4人のグループになって30秒のCM作品に使用する映像の企画や構成を話し合い、デジタルビデオカメラを使って様々なシーンを撮影しました。その後、撮影した映像をパソコンに取り込み、映像のカット、文字や音声の挿入などの編集作業をおこないながら作品を完成させたのち、全ての作品を上映し、制作者の感想や講師からのアドバイスを発表しました。

 本研修会には黒潮町や近隣の自治体から映像制作に関心のある20名が参加され、講師の説明にメモをとりながら熱心に聞き入り、グループごとに真剣な表情で何度も議論されるなど、映像制作に対する熱意が感じられる研修会になりました。

 四国総合通信局では、今後も関係各機関と連携して、このような映像制作研修会を四国各地で開催することを予定しています。映像制作研修会の開催予定については、四国総合通信局のホームページ(報道資料)で随時公表しており、ぜひ多くの方々に参加していただけることを期待しています。

 また、自ら映像制作研修会を開催したいという意欲のある方々に対して、研修会で使用するデジタルビデオカメラの貸出しなどもおこなっていますので、御関心のある方は四国総合通信局情報通信振興課(電話089−936−5061)までお問合せください。

 四国総合通信局は、今後も多くの方々に各地で開催する映像制作研修会に参加いただき、研修会で体得した技術や知識を活かして映像コンテンツを制作され、四国コンテンツ映像フェスタに作品を御応募していただくなど、映像コンテンツの利活用による地域からの情報発信の強化に向け、継続的に取り組んでいきます。

研修の様子

研修の様子

撮影実習の様子

撮影実習の様子

編集実習の様子

編集実習の様子

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