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「スマートフォンの活用で魅力ある地域づくりセミナーin松山」を開催

 総務省四国総合通信局及び四国情報通信懇談会は、平成25年12月4日(水曜日)、愛媛県松山市のホテルJALシティ松山において、総務省「地域情報化アドバイザー」やスマートフォンを活用して地域づくりをおこなっている全国の自治体の方々を講師に迎え「スマートフォンの活用で魅力ある地域づくりセミナーin松山」を開催しました。本セミナーには、四国各県から自治体職員や観光業界に携わる方々を中心に85名の参加がありました。
 
 最初の基調講演では、特定非営利活動法人ナレッジネットワークの柳田 公市(やなぎだ こういち)理事長より、「スマートフォンが変える地域活性化のヒント〜出来ること(技術)と使えること(リテラシー)〜」と題して、スマートフォンのより良い利活用方法や受益者視点の情報流通とは何かについて、情報化社会の光と影を踏まえながら御講演いただきました。
 
 続いて、ICT利活用事例紹介では、1つ目の事例紹介として、山梨県観光部観光振興課の高橋 義徳(たかはし よりのり)課長補佐より、「ICTを活用した山梨県の観光振興について〜「やまなしFree Wi−Fiプロジェクト」の取組み〜」と題して、山梨県が外国人観光客向けにWi−Fi(公衆無線LAN)スポットを整備している状況や、これまでの取組の成果、今後の展開などについて御紹介いただきました。
 
次に、2つ目の事例紹介として、一般社団法人南国市観光協会の久保田 由美(くぼた ゆみ)氏より、「スマートフォンのゲームを活用した観光客誘致」と題して、南国市観光協会がゲームメーカーと協力して制作した、スマートフォンなどのGPS機能を利用したラリーゲームについて、導入に至った経緯や観光客誘致の効果、地域との連携の重要性などについてお話しいただきました。
 
そして、最後の事例紹介として、新居浜市企画部秘書広報課の藤田 夕子(ふじた ゆうこ)主事、株式会社ハートネットワークの伊藤 直人(いとう なおひと)局長より、新居浜市地域情報アプリ「新居浜いんふぉ」と題して、新居浜市が平成25年9月から提供開始した行政情報を配信するスマートフォン用アプリの特徴などについて、デモを交えながら御紹介いただきました。
 
 また、講演会場内には、本セミナーで事例紹介した「やまなし Free Wi−Fiプロジェクト」や「長宗我部元親」ラリーゲームに関連したホームページの閲覧、「新居浜いんふぉ」を体験できるブースが設けられたほか、松山市公式アプリ「松山カメラ」、情報通信研究機構が開発した多言語自動音声翻訳ソフトウェア「ボイストラ」及び聴覚障がい者支援アプリ「こえとら」のデモンストレーションなども行われ、参加者は講演の休憩時間にブースに立ち寄り、自身のスマートフォンにアプリをインストールして体験するなど、ICTの利活用による地域づくりに関心を寄せていました。
 四国総合通信局では、観光、医療、環境、福祉、教育等の様々な分野でICTを積極的に利活用していただくよう、今後もセミナーや研修会などの活動を行い、ICT利活用による地域活性化を支援して参ります。


セミナー会場の様子

セミナー会場の様子

柳田公市氏による御講演

柳田公市氏による御講演

高橋義徳氏による御講演

高橋義徳氏による御講演

久保田由美氏による御講演

久保田由美氏による御講演

藤田夕子氏による御講演

藤田夕子氏による御講演

伊藤直人氏による御講演

伊藤直人氏による御講演

展示ブースの様子

展示ブースの様子

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