愛媛県西条市立西条西中学校の映像制作を支援

 総務省四国総合通信局及び四国情報通信懇談会コンテンツ部会は、愛媛県西条市立西条西中学校からの要請により、12月18日(水)から三回にわたり、映像制作のための研修資料の提供とともに、株式会社スリージー の 日野 優(ひの まさる) 代表取締役を講師として派遣し、映像表現の方法、撮影の基礎知識や映像編集方法の説明など、映像制作を支援しています。

 同校は、日頃の学習活動の成果を映像で表現し学校の内外で発表することにより、生徒間での相互理解や学習内容の深化とともに地域社会へ学校教育への理解を促し、学校や地域の活性化を図ることを目的に映像制作に取り組んでいます。
 今回は2年生69名が16グループに分かれて、修学旅行での体験学習などの様子を3分間の映像で表現することを目指しています。

 第一回目は、講師から映像表現の方法と映像編集ソフトの操作について、説明していただきました。生徒は講師からの「映像で誰に伝えたいか」、「テーマ(課題)は」、「何を伝えたいか」などの説明に熱心に聞き入り、映像編集ソフトを使用し映像や音声の取り込み方法を習熟していました。
今後は、各グルーブで検討した映像の企画やストーリーに従いナレーションの録音や映像を撮影し、写真とともに取り込み字幕を追加し作品を完成させ、参観日や校区内の母校の小学校などで発表する予定です。

写真:講義の様子

講義の様子
 

写真:映像編集ソフトの操作習熟の様子

映像編集ソフトの操作習熟の様子
 

 四国総合通信局は、今後も関係各機関と連携して、映像コンテンツを利活用するための人材の育成、地域と一体となった教育活動や地域活動の発展と郷土愛の醸成、教育教材としての映像制作や地域文化や史跡等の記録と伝承への貢献などのため、今回のような映像制作の支援を四国各地で行う予定です。

 また、自ら映像制作研修会を開催したいという意欲のある方々に対しては、研修会で使用するビデオカメラの貸出などもおこなっていますので、ご関心のある方は四国総合通信局情報通信振興課(電話089-936-5061)までお問合せください。

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