四国総合通信局、四国情報通信懇談会コンテンツ部会及び四国情報通信協力会は、2月19日(水)に高松市のアルファあなぶきホールにおいて、「四国コンテンツ映像フェスタ2013」の受賞作品の表彰式と「コンテンツセミナーin高松」を開催しました。
「四国コンテンツ映像フェスタ」は、地域のデジタル動画コンテンツ制作者に発表の場を設けることにより、人材育成と地域コンテンツ(地域の情報を含んだコンテンツ)流通の促進を図ることを目的に、平成19年度から開催しています。高校生以下の方々にも積極的にご応募いただけるよう、前年度に引き続き「18歳未満の部」を設け、6月25日(火)から11月22日(金)まで作品募集したところ、「18歳未満の部」を含めて65作品の応募がありました。
応募された作品は、12月17日(月)から1月19日(日)までインターネット上で公開して一般の方々に視聴と投票をしていただき、その中から高い評価を得た作品について、14名の審査委員が創造性、技術性及び訴求力の項目で厳正な審査を行い、最優秀賞、優秀賞、特別賞を決定しました。
表彰式では、白石 成人(しらいし なると) 審査委員長(株式会社愛媛CATV常務取締役)からの表彰状と協賛団体からの副賞が、各賞の受賞者に贈呈されました。
そして、受賞者からの受賞の感想の発表に続いて、様々な想いが込められた受賞作品を上映した後、来場できなかった受賞者からのビデオレターを披露しました。
表彰状授与の様子
その後、「コンテンツセミナーin高松」と題して、2名の講師から御講演いただきました。
安部 貴士(あべ たかし)氏による御講演の様子
次に、株式会社テレビ新広島営業局営業開発部兼株式会社テイ・エス・エス・プロダクション出向マネージャーの亀井 琢也(かめい たくや)氏から、「地域から海外への映像コンテンツの発信」と題し、世界へ向けたコンテンツ発信の先進事例として、製作したプロモーション番組がフランス人観光客の増加や海外での地元商品の販売促進につながった事例等について説明しました。
参加者からは、「魅力ある映像を作るキーポイントや、WEBやSNSも活用した海外への情報発信方法など、非常に役立つ内容で大変参考になった。」等の感想が寄せられるなど、とても関心の高いセミナーになりました。
亀井 琢也(かめい たくや)氏による御講演の様子
四国総合通信局では、今後も関係機関と連携しながら、デジタル動画コンテンツ制作者の育成と地域コンテンツ流通の促進を図るために、継続してコンテンツ映像フェスタやコンテンツセミナーの開催を予定しています。
ぜひ多くの方々にコンテンツ映像フェスタへのご応募やコンテンツセミナーに御参加いただき、コンテンツによる地域からの情報発信などの活動に貢献していただけるよう、四国総合通信局は今後とも関係機関と連携しながら積極的に取り組んで参ります。