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徳島市で「電波の安全性に関する説明会」を開催

 四国総合通信局は、平成26年7月31日(木)に徳島市において、徳島県及び徳島市の後援を得て、「電波の安全性に関する説明会」を開催しました。

 本説明会は、電波利用が国民生活や社会経済活動に不可欠となっていることから、だれもが安心して安全に電波を利用できる環境を確保するための取組の一環として、電波の安全性に関する施策や最新の研究動向等について紹介するために開催したもので、65名の参加がありました。

 はじめに、四国総合通信局より、安全な電波利用環境を確保するための基準である電波防護指針と総務省の電波防護に関する調査・研究等の概要について説明しました。

 続いて、首都大学東京大学院理工学研究科の多氣 昌生(たき まさお)教授から「身の周りの電波とその安全性」と題して講演がありました。生体電磁環境に関する様々な実験の結果を引用して、電波防護指針を満たす環境の下では電波が人体に影響を及ぼすという事実が確認されていないことを専門的見地から分かりやすく説明いただきました。また、新たなワイヤレス電力電送技術がもたらす未来の社会についても説明がありました。講演では、参加者から電波の安全性に関する実験結果や今後の研究動向について質問が出されるなど、関心の高さが伺えました。

写真:多氣(たき)教授の講演の様子

多氣(たき)教授の講演の様子

 四国総合通信局では、電波の安全性についての正しい知識を周知するために、今後も関係各機関の協力を得て説明会を開催する予定です。

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