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高松市で「電波の安全性に関する説明会」を開催
≪医療機関での携帯電話等の使用指針についての講演≫

 四国総合通信局は、だれもが安心して安全に電波を利用できる環境の実現に向けた取組の一環として、平成26年12月9日(火)、香川県及び高松市の後援を得て、高松市で「電波の安全性に関する説明会」を開催しました。

 本説明会は、電波の安全性に関する周知・啓発に加え、医療機関における携帯電話等の利用ルールづくりの促進を目的に開催したもので、医療機関等から計86名の参加がありました。

 まず、四国総合通信局から、「電波の安全性に関する総務省の取組」と題して、電波の安全性に係る最新の制度や調査研究の状況などについて紹介しました。

 次に、独立行政法人情報通信研究機構 電磁波計測研究所 研究マネージャー 石上 忍(いしがみ しのぶ)氏より、「医療機関での携帯電話等の使用指針について」の講演がありました。講演では、本年8月に策定された「医療機関における携帯電話等の使用に関する指針」の検討経緯や医療機関内における携帯電話端末使用ルールの設定例について詳細な説明がありました。特に、携帯電話から医用電気機器への電波の影響の有無や離隔距離の目安等について、9種類25台の実機を用いた測定結果を専門家の立場から分かり易く説明いただきました。参加者からは、携帯電話の電波が医用電気機器に与える影響について複数の質問があり、本指針に対する関心の高さが伺えました。

 医療機関においても、安全性を確保した上で携帯電話等を活用することにより、医療の高度化・効率化や患者の利便性・生活の質の向上が期待できます。このため、四国総合通信局では、今後も電波の安全性に関する説明会等を通じて、「医療機関における携帯電話等の使用に関する指針」を含め、電波の安全性に関する最新の情報を提供して参ります。

写真:独立行政法人情報通信研究機構 石上(いしがみ)氏による講演の様子

独立行政法人情報通信研究機構 石上(いしがみ)氏による講演の様子

 

 【講演資料1】電波の安全性に関する総務省の取組 (PDF 9.3MB)PDF
 【講演資料2】医療機関での携帯電話等の使用指針について(PDF 2.6MB)PDF

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