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松山市で「情報セキュリティシンポジウム道後2015」を開催

 四国総合通信局は、平成27年3月12日(木)及び3月13日(金) に、情報セキュリティシンポジウム道後2015実行委員会と連携し、「サイバーセキュリティ月間」における取組の一環として、今年で4回目となる「情報セキュリティシンポジウム道後2015」を開催しました。

 最初に、小林 真也(こばやし しんや)実行委員会委員長(愛媛大学大学院教授)から、「複雑化・巧妙化しているサイバー攻撃脅威の現状と、高度な情報通信社会を構築する上での情報セキュリティの問題を共有し、考える良い機会になることを期待する。」と挨拶がありました。その後、堀部 政男(ほりべ まさお)氏(特定個人情報保護委員会委員長、一橋大学名誉教授)から「特定個人情報の有用性とセキュリティ対策」と題した基調講演をいただきました。特定個人情報(マイナンバー)導入についての説明の後に、「今年1月の世論調査によるとマイナンバー制度について正しく知っている人は非常に少なく、知らない人は70%を上回っている。今後、広報活動を強化し、認知度を上げていく必要がある。また、マイナンバーは今後様々な形で使われていくので、セキュリティ対策が大切であり、セキュリティシンポジウムを通して理解が深まるとよい。」と御紹介いただきました。

 二日間を通して「ネクストICT」に求められる安心・安全をテーマに、9つの講演とナイトセッション、パネルディスカッションがあり、会場を訪れた延べ630人余りの情報セキュリティ関係者は熱心に聴講されていました。

 また、会場周辺に設けられた展示ブースでは、18の企業がサイバーセキュリティ関連の商品や取組等を紹介し、多くの参加者が足を止めて展示物を御覧になり、商品の詳細について説明を受けることができました。

 四国総合通信局では、今後も国の情報セキュリティ政策をはじめ、技術・法制度や事例における多様な側面から最新の事情を学び、議論を深め、対策等につなげる機会づくりに取り組んでいきます。

シンポジウムの様子

(参考)SEC道後2015の様子別ウィンドウで開きます

 

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