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松山市立坂本小学校においてアプリ作成勉強会を開催

 四国総合通信局及び四国情報通信懇談会は、子ども向けプログラミング言語によるアプリ作成を体験・学習することにより、ICT人材の育成及び地域活性化を図ることを目的として、平成28年12月5日(月)及び12月6日(火)に、松山市立坂本小学校の御協力のもと、アプリ作成勉強会を開催しました。
 本勉強会には、ハバス合同会社 エバンジェリストの大富 仁(おおとみ ひとし)氏を講師として派遣し、小学4年生の10名が受講しました。
 勉強会では、まず視覚的にプログラミングを学べる「Scratch(スクラッチ)※注」を活用して作成されたアプリが紹介され、児童たちはもぐらたたきや脱出ゲームなどを手馴れた操作で楽しみながら体験していました。
 その後、実際にこのようなゲームアプリを作成するにあたり、Scratch(スクラッチ)の基本的な使い方について、講師から一つひとつ丁寧に説明がありました。
 児童たちは、初めは講師の指示どおりブロックを積み重ねるようにしてプログラミングしながら、キャラクターを動かす方法や色・音の変更方法などを体験していましたが、慣れてくると独自の設定をいろいろ試していました。
 途中、児童からは、「キャラクターが画面から消えた!」、「ちゃんと動かない!」など戸惑った声も聞かれましたが、隣の席の子と相談しつつゲーム作成に取り組み、最後にはオリジナルのキャラクターを活用したゲームアプリを完成させました。
 勉強会は、「とても面白かった」と受講した児童たちから大変好評で、「アプリ作成の勉強をしてみたいという気持ちが強くなった」、「スクラッチをもっと利用してみたい」、「いろいろなアプリを作ってみたい」などの感想に加え、学校関係者からは、「子どもたちにとって有意義な時間だった」とのコメントが寄せられました。
 四国総合通信局は、今後も関係機関と連携しながら、これからの時代を担うICT人材の育成支援をおこなってまいります。

※注:「Scratch(スクラッチ)」とは、MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボが開発した、子ども向けのプログラミング言語学習環境。

大富(おおとみ)氏による講義の様子

 

アプリ作成勉強会の様子

 
 

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