INFO・NET信越　Vol.206 （平成28年8月25日発行）

　平成28年8月11日開催の第1回「山の日」記念全国大会に伴い、8月10日（水）〜11日（木）までの間、信越総合通信局は重要無線通信に対する妨害排除のため松本市内及び長野市において電波監視体制を強化しました。
　式典会場（上高地）・会議場・宿泊施設、空港・港湾・鉄道駅を含む公共交通施設、電気・ガス・水道等の重要インフラ施設や警備等に使用される無線通信に対し、電波監視を行ったもので、電波妨害事案発生も無く無事終了しました。

上高地での測定の様子

　信越総合通信局は平成28年7月28日(木)電波発射源探査・発見した外国仕様無線機使用者に対し、使用中止するよう指導しました。使用者は「国内で使えないと知らなかった」「安かったのでネットで購入した」とのこと。このようなことにならないようご注意下さい。

外国仕様無線機とは：FRS/GMRSを代表とする、外国向けトランシーバー。ネット通販やオークションで数多く見られ、比較的安価ながら電波出力が高い。国ごとに周波数割り当てが行われており、海外で使用できる周波数でも日本国内では使用できず、混信妨害を与えることがあります。