INFO・NET信越　Vol.197 （平成28年5月25日発行）

　平成28年4月23日（土）、24日（日）開催のG7農業大臣会合に伴い、4月21日（木）〜25日（月）までの間、信越総合通信局は重要無線通信に対する妨害排除のため新潟市及び長野市において電波監視体制を強化しました。　 　
　また、信越総合通信局長を本部長とした重要無線通信妨害対策実施本部を平成28年4月22日（金）〜24日（日）までの間設置し、対応を行いました。
　会議場・宿泊施設、空港・港湾・鉄道駅を含む公共交通施設、電気・ガス・水道等の重要インフラ施設や警備等に使用される無線通信に対し、24時間体制で電波監視を行ったもので、電波妨害事案も生じず無事終了しました。



　

【実施日】　　 平成28年5月23日（月）15時15分〜
【実施場所】　 メルパルク長野（長野県長野市）
【実施概要】
　信越総合通信局及び信越情報通信懇談会は、情報通信月間行事の一環として、5月23日に長野市において信越情報通信懇談会総会記念講演会（平成28年度情報通信月間行事）を開催し、日本オラクル株式会社　エバンジェリスト　中嶋　一樹氏より、「今そこにあるものがつながることを目の当たりにする IoTデモンストレーションで、身近な業務が変わっていくことを想像する90分」と題したご講演をいただきました。
　講師は、日本オラクル株式会社で仮想マシン、データベースといったインフラテクノロジーのエバンジェリストとして活動した後、2011年から4年間、株式会社セールスフォース・ドットコムのエバンジェリストとしてaPaaS (Application PaaS) を用いたアプリケーション開発の啓蒙活動に従事した後、日本オラクル株式会社に復帰し、Cloud Platform（クラウドプラットフォーム）などの啓蒙活動をされています。
　講演では、農業や風力発電の風車での活用を例にとり、デモンストレーションを交え説明されました。農業分野でのデモンストレーションでは、土壌の湿度データをクラウドに送りスマートフォンのアプリを利用して土壌と会話しているかのようなやりとりがありました。　
　また、機械学習とは「蓄積された情報から傾向を抽出し予測を可能とする」との話があり、機械が蓄積された情報を基に予測が可能になるとの話がありました。
信越総合通信局においても、引き続きICTの利活用による地域の情報化に取り組んでまいります。