総務省トップ > 組織案内 > 地方支分部局 > 信越総合通信局 > 広報資料 > INFO・NET信越 Vol.102 (平成25年6月21日発行) 

INFO・NET信越 Vol.102 (平成25年6月21日発行) 

News1:「電波の安全性に関する説明会in新潟」を開催しました

【実施日】   平成25年6月12日(水) 14時00分〜17時00分
【実施場所】  新潟日報メディアシップ
【実施概要】
 携帯電話などの電波利用の普及・拡大によって、社会生活がますます便利になる一方、電波の安全性について疑問や不安を抱く人も現れています。
 このような状況を踏まえ、信越総合通信局では平成16年度より電波の安全性及び電波が生体に及ぼす影響等について、電波行政及び医学の専門家による最新かつ正確な情報提供を行うことにより、安全で安心な電波利用に関する理解の促進、国民の電波に対する不安の払拭を図り、健全な電波利用社会の実現に資することを目的として、管内各地で説明会を開催しています。
 平成25年6月12日(水)、「電波の安全性に関する説明会in新潟」を新潟日報メディアシップ日報ホール(新潟市中央区万代3−1−1)にて開催をいたしました。
 はじめに、信越総合通信局 神林無線通信部長から「電波の安全性に関する総務省の取り組み」として、平成25年1月に発表された「各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器へ及ぼす影響を防止するための指針」など、電波が健康や医療機器に与える影響に関する安全基準や研究動向について説明しました。
 次に、福島県立医科大学医学部神経内科学講座 宇川義一教授から「電磁場の人への影響に関する研究」として、主に携帯電話が人体へどう影響を与えるかについて、医療分野の観点から最新の研究状況について紹介していただきました。
 説明会には、一般、医療、行政、通信設備関係者などから100名の参加があり、電波の安全性に関する関心の高さが伺われました。
 

神林無線通信部長による説明

宇川義一教授による講演

連絡先

監視調査課
電話 026−234−9945

News2:「9GHz帯船舶用固体素子レーダーの周波数共用等に関する調査検討会」第1回会合を開催しました

【実施日】   平成25年6月14日(金) 15時00分〜16時50分
【実施場所】  メルパルク長野
【実施概要】
 6月14日、「9GHz帯船舶用固体素子レーダーの周波数共用等に関する調査検討会」第1回会合を長野市内で開催しました。
 9GHz帯船舶用レーダーへの固体素子導入に関しては、現在情報通信審議会で審議がすすめられていますが、その過程で、実際に電波を発射して検証する必要性が生じたことから、その実験を具体化・実施し、審議会の検討に必要なデータを取得するために開催するものです。
 9GHz帯のレーダーはほとんどの船舶に設置されているため、固体素子を導入することによる他のレーダーへの影響や、レーダー画面に表示される衝突回避のための信号の反映状況などについて、実環境で確認・評価する必要があります。
 会議は、座長に山田寛喜新潟大学教授、座長代理に林尚吾東京海洋大学教授を選出し、情報通信審議会の審議経過を踏まえた実験内容や今後の予定について検討・確認しました。
 なお、実験は9月に新潟県上越市の海岸及び周辺海域で行うこととしています。
 

第1回調査検討会の模様

座長に選出された山田寛喜新潟大学教授

連絡先

企画調整課
電話 026−234−9940

ページトップへ戻る