INFO・NET信越 Vol.130 (平成26年3月25日発行)
News1:デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー13/第19 回AMD アワードで、「松代テレビ局」が
リージョナル賞を受賞 (県内団体初)
【実施日】 平成26年3月18日(火) 16時30分〜
【実施場所】 明治記念館(東京都港区)
【実施概要】
大手の出版、通信社などでつくる一般社団法人デジタルメディア協会(略称/AMD)主催、総務省後援による『デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー13/第19回AMDアワード』が東京都内のホテルで開催され、「松代テレビ局」が、地域に根ざしたデジタルコンテンツやサービスの中で最も優れた功績を挙げた個人・団体に授与される「リージョナル賞」を受賞しました。
AMDアワードは、コンテンツ制作者の立場からデジタルコンテンツ産業の発展のために、デジタルメディアの質的向上並びに人材育成を目的として「AMDアワード」を制定し、優秀なデジタルコンテンツ等の制作者を表彰しているものです。
本年度は、「年間コンテンツ賞(優秀賞)」9作品、「特別功績賞」1作品、「江並直美賞(新人賞)」1作品、「リージョナル賞」1作品が決定しました。
松代テレビ局は、平成22年6月に開局以来「高齢者によるインターネットテレビ局の運営」を行っており、「住民ディレクター」という手法を取り入れることで、自治体等の支援を受けずに、ボランティアの住民が自ら取材・編集・放送する形で運営しています。60歳代から80歳代を中心としたさまざまな職種の住民がパーソナリティを務め、それぞれの視点で地域の生の情報を発信。地域に根ざしたインターネットテレビ局として、地域のコミュニティの活性化や地域住民のメディアリテラシーの向上に大きく貢献したことなどが評価されました。
授賞式では、工藤ひろえ審査員から代表の宮坂文雄氏に記念の「モノリス」が授与されました。
なお、優秀賞9作品の中から「大賞・総務大臣賞」として「進撃の巨人」、「AMD理事長賞」として「Sound of Honda/Ayrton Senna 1989」が発表されました。
主な受賞作品は以下のとおりです。
■年間コンテンツ賞「優秀賞」AMD Award <作品名50 音順>
|
作品名 |
制作・関連会社等 |
1 |
Windows8.1 |
Microsoft Corporation |
2 |
艦隊これくしょん 〜艦これ〜 |
株式会社DMM.com、株式会社角川ゲームス |
3 |
きゃりーぱみゅぱみゅ |
アソビシステム株式会社 |
4 |
CocoPPa |
ユナイテッド株式会社 |
5 |
孤独のグルメSeason3 |
株式会社テレビ東京、株式会社共同テレビジョン |
6 |
Sound of Honda/Ayrton Senna 1989 |
本田技研工業株式会社、株式会社電通 |
7 |
「進撃の巨人」プロジェクト |
株式会社講談社、アニメ「進撃の巨人」製作委員会 |
8 |
ニコニコ超会議 |
ニコニコ超会議実行委員会 |
9 |
信長の野望 創造 |
株式会社コーエーテクモゲームス |
■特別功績賞 Lifetime Achievement Award
浜野 保樹 (1995年の第1回AMDアワード開催以来18年にわたり審査委員長を務めた)
■江並直美賞(新人賞) Naomi Enami Award
スプツ二子!(サイエンスをアートにする若き理系女性現代アーティスト)
■リージョナル賞 Regional Achievement Award
作品名 |
制作・関連会社等 |
高齢者によるインターネットテレビ局の運営 |
松代テレビ局(長野県) |
工藤審査員から賞を授与される宮坂氏
受賞後あいさつされる宮坂氏
受賞者の皆さん
連絡先
情報通信振興室
電話 026−234−9937
News2:信越総合通信局で防災訓練を実施
− 公共情報コモンズによる情報発信及び移動電源車の搬送訓練 −
【実施日】 平成26年3月18日(火)11時00分〜及び19日(水)9時00分〜
【実施場所】 信越総合通信局及び静岡県静岡市内
【実施概要】
信越総合通信局では、南海トラフ巨大地震と併せて静岡・糸魚川構造線における直下型地震が発生したことを想定して、非常災害対策本部の設置及び運営訓練を実施しました。
この訓練で災害対策本部を設置したこと、自治体に臨機の措置により臨時災害放送局の免許をしたことを「公共情報コモンズ」を使用して情報発信する訓練も行いました。
また、19日は南海トラフ巨大地震の発生を想定して、東海総合通信局、北陸総合通信局と合同で移動電源車の長距離搬送訓練も行いました。この訓練は、東海総合通信局からの要請を受けて、停電となっている静岡県静岡市のSBS静岡放送へ搬入する訓練です。
信越総合通信局では、震災、火災、風水害、暴動その他非常の事態が発生し、又は発生するおそれがある場合に、災害対策本部等からの要請により、地方公共団体及び災害復旧関係者に「移動電源車及び移動通信機器を無償貸与」する体制を整備しています。
公共情報コモンズで情報発信
静岡市に向けて出発する移動電源車
移動中に行われた情報伝達訓練
搬送先(SBS静岡放送)に到着した移動電源車
News3:新潟県の総合防災情報システムが公共情報コモンズと接続
− 3月18日に伝達訓練を実施し、正式運用開始 −
【実施日】 平成26年3月18日(火) 10時00分〜12時00分
【実施場所】 新潟県内
【実施概要】
新潟県は、3月18日に新潟県総合防災情報システムと公共情報コモンズとの接続に関する情報伝達訓練を実施しました。
訓練には、県内の全市町村とNHK新潟放送局ほか放送事業者が参加し、各市町村から総合防災情報システムの専用端末(新潟市は市独自の防災情報一元化システムの端末を利用)に入力した災害対策本部設置情報、避難勧告発令などの災害情報等が正確に公共情報コモンズ側に伝達されるかを確認しました。
さらに、NHK新潟放送局では、公共情報コモンズからの災害情報などをコモンズビューアで確認し、その内容をデータ放送の画面で放送する訓練を実施しました。
訓練の結果、総合防災情報システムと公共情報コモンズの接続に際して、特に支障がなく正常に情報が伝達されることが確認でき、同日から、公共情報コモンズと接続された本番運用が開始されました。これにより県民への災害情報の提供がさらに充実することになります。
公共情報コモンズの利用促進は、「防災・減災のための放送・ネット利用行動計画」の大きな柱であり、今後も信越総合通信局においては、積極的に防災・減災に向けた取り組みを進めていきます。
詳細は、新潟県のホームページを参照ください。
災害情報を入力する担当者
NHKデータ放送の画面 その1
NHKデータ放送の画面 その2
※ NHKデータ放送の画面では、災害情報が赤く表示されます。
連絡先
防災対策推進室
電話 026−234−9961
※過去のINFO・NET信越は、こちらからご覧ください。
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