INFO・NET信越 Vol.153 (平成26年12月25日発行)
News1:「スマホアプリ発表会」を新潟市において開催
【実施日】 平成26年12月13日(土) 14時〜17時
【実施場所】 新潟国際情報大学 新潟中央キャンパス講堂 (新潟県新潟市)
【実施概要】
信越総合通信局及び信越情報通信懇談会は新潟国際情報大学との共催により、新潟国際情報大学 新潟中央キャンパス講堂において、「スマホアプリ発表会」(実例紹介とアイデアソン)を開催しました。
発表会では地元開発企業等3社から、自社で開発した防災や観光に関するスマホアプリについて、また長岡技術科学大学の山本助教から、地域課題の解決に当たってのスマホアプリの有効性やアプリの実例についてご紹介をいただきました。
続いて、新潟県内の工学・情報系の高校、大学等の学生から、スマホアプリのアイデア及び実際に制作したアプリについて発表していただき、地元企業や学生等の参加者を交えて、実用化に向けての問題点や今後期待されるアプリのアイデア等について意見交換を行いました。
スマートフォンやタブレットが急速に普及するなかで、様々なアプリの開発が進んでおり、地域への貢献が期待されております。
信越総合通信局では、今後もICTによる地域の活性化を支援してまいります。
BSNアイネットによるスマホアプリの紹介
学生によるアプリの提案
連絡先
電気通信事業課
電話 026−234−9936
News2:「SCOPE成果シンポジウム」を松本市において開催
【実施日】 平成26年12月13日(土) 13時〜16時
【実施場所】 信州大学病院外来棟4階 中会議室 (長野県松本市)
【実施概要】
総務省所管の情報通信分野の競争的資金である「戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)」(地域ICT振興型研究開発)に採択された、「在宅障がい者(児)の安心療養環境を創出する病−宅連携型高度ICT総合ケアシステム」に関する成果発表会が、信州大学医学部在宅療養推進学講座の主催で開催されました。
当委託研究では平成25年度から2ヶ年間、研究代表者である信州大学医学部の中村 昭則教授を中心に、医療関係者や地域のIT企業の協力を得ながら、ICTを活用した在宅患者及び家族の方と医療・看護機関等との間で情報共有、情報連携を図るための研究開発が進められています。
はじめに、信州大学医学部の中村教授より主催者を代表してのあいさつがあり、その後、信州大学病院医療情報部の濱野准教授より、医療施設間の電子カルテの共有を図るための「信州メディカルネット」の進展状況について、ご講演をいただきました。続いて、信越総合通信局の田中情報通信部長から、「ICTの利活用による社会的課題の解決は医療・ヘルスケア分野でも取り組み事例が蓄積しつつあり、多くの課題を乗り越え社会実装できるよう研究開発を進めてほしい」旨のあいさつがありました。
その後、信州大学医学部の中村教授より、SCOPEの研究成果であるICTを利用した在宅医療を支援するシステムについて、ご講演をいただきました。
さらに諏訪赤十字病院の日根野医師、在宅患者家族代表の中山様からそれぞれ医師、患者家族の立場から、実際に遠隔モニタリングシステム等を利用した結果についての報告を受け、その後実際にシステムを利用している患者・家族さんの自宅からネット回線を通じて感想などの報告がありました。
最後に講師の方を中心に、「先端的在宅ケアと病院連携のためのICT活用」と題したパネルディスカッションが行われ、今後のICTを活用した遠隔医療のあり方等について、論議が行われました。
難病患者の在宅療養に対する支援が進んでいない中で、本プロジェクトの成果展開が期待されております。
研究発表する中村先生
パネル討論の模様
連絡先
情報通信振興室
電話 026−234−9937
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